コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

適正価格が大事

★中日の祖父江選手が契約更改でダウン査定で保留したようだ。
ハッキリ言って中日の査定基準は野球を知らない人間が作っているとした言いようがない。
祖父江選手は僅差の勝ち試合で投げるピッチャーではない。
主にビハインドで登板するが、大量リードで勝っているような勝ちパターンピッチャーを使うのが勿体ない場面でも登板する。
言わば便利屋である。
中日に限った事ではないが、このタイプの選手の適正価格をプロ野球界は分かってない。
1点リードの終盤に1点も取られないピッチャーは2億以上が適正価格である。
そのピッチャーは全試合に登板させてはつぶれてしまう。
ビハインドは他のピッチャーがまかなう事になる。
そのピッチャーはいつも抑える事を求められてない。
点を取られても構わない。
いつ点を取られても良いが、いつも点を取られるのはいけないのだ。
このピッチャーの適正価格はいくらだろうか。
このタイプの投手は数字じゃない。
困った時にいつでも登板してくれて(ケガをしないのが最上の評価)、ならすとそこそこに(防御率3点台なら上等)抑えていて、毎年継続した成績を残す。
このタイプの投手は大幅アップはないが、毎年ちょっとずつ上げて行くのが正しい査定である。
毎年、嫌な仕事をしてくれてる選手にダウン査定があってはならない事なのである。

プロ野球の選手は出し過ぎは良くない。
そして、出さなさ過ぎはもっと悪い。
中日は今年FAでソフトバンクの福田選手を狙っているが、来期の優勝のたもには全く必要がない。
来期優勝のために必要なのは今いる選手に出すべき年棒である。
福田選手に使うお金は選手の年棒に反映させれば優勝出来るのに、そこを間違えているようでは困るのである。

詰パラ2019・11月号②

詰パラ2019・11月号(結果稿)大学院②三輪勝昭作。
この作品の評価点の2.80に驚いてしまったのである。
えー、ちょうど!と(笑)。
これはお笑いコンビ磁石のネタである。

☆実は僕の予想は2.8だった。
なのでピタリと当たったんだけど、この作品が自分の作品だとして2.8行くと予想する作家は僕だけだと思う。
ただ捌いているだけの作品だから高得点はならないと予測する作品のはずである。
僕は捌きの手順には自信がある。
独特なのか基本的なのかは自分では分からないが、どうすれば美しく感じられるかは考えて創っている。
そしてそれは評価点に反映されると思うし、実際に大学院に採用された作品はほとんどこのタイプの作品で、投稿時には大学院には弱いと思って投稿したのが2.8以上の評価をされていた。
その事実があるからこの作品も2.8以上出ると予想していたのである。
そんな事なので僕はどうすれば美しく感じられるか考えて創っている自負があり、それは解答者にも評価されていると感じてはいた。
常にそう思っていたとこれに占魚亭さんの「やはり三輪作品は捌き物が一番。」との短評があり嬉しくなった。
昔、三輪さんは構想物より手筋物が良いと言う意味の短評をもらった事があり嬉しかったが、自分の本当に大事にしているところを褒めてもらえると本当に嬉しいものなのである。

★ところでこの作品は煙詰の分類であるが、全駒でもなければ歩無しでもない。
少なく共、歩無しには出来そうな感じになると思う。
実際に64歩は88銀を省けば不要になので、序12手の逆算でしか歩を使っていない。
創作では収束11手は若島作から作ったものではあるが、若島作がなくても考え得る手順である。
そこから67金打ちから29手詰を素材とした。
これから逆算の可能性は色々考えたが、全駒にするのは無理と言う結論になった。
そこで歩無しを目指す事にしたが、目指さなくても歩が置けてけない。
逆算の階段としては解説の途中図が第一段階。
29手目45飛からが第二段階。(この逆算はお気に入り)
問題は45とからの精算手順である。
これ以外に以前(逆算としては以前で解答者からは以降)の他の逆算は手順としては良くても駒が置けない。歩無しすら不可能であった。
25龍、45龍の形から45の精算以外は歩無しする事すら不可能と結論した。
45とからの精算が不本意なのだが他に方法はない。
そこから歩無しには後一歩。
その後一歩は簡単に出来てしまう。
しかし、呆気ない。使える駒が中途半端なのがいけないのである。
そこで歩4枚加えて、手順を丁度良くしたのが発表図である。

☆ところで歩無しに限らずサブセット煙にどれだけの価値があるだろうか。
僕はそんなもの価値はないとの考えである。
使用駒が統一されているのは美しいと思うので付加価値はあるのでする意味はあるが、条件作としての価値はないとの考えである。
そもそも僕は条件作に価値はないとの考えである。
こう書くと歩無し煙に価値はないは、全駒でなければ価値がないとの考え方と思われるかも知れないが、実は真逆。
煙詰は全駒である事の価値はないとの考え方である。
僕は1枚でも多くの駒を捌くのに価値があるので、その意味では全駒が一番価値があるが、条件としての価値はないと考えているのである。
なので煙詰は詰上がり最少駒の事をそう呼ぶとして、使用駒は38枚だろうがどうでも良いと思っている。
そもそも詰上がり最少駒でなくても良いさえ思っているのである。
勿論、煙詰と呼べるのは詰上がり最少駒を条件にするものだが、詰上がり1枚多くても煙詰的として手順が良いなら煙詰と比べて作品価値は落ちないとの考えなのである。

★歩無し煙は使用駒統一の美しさはあるとして、もう歩4枚足したらどうか。
他の駒は4枚ずつあるので、統一感の美しさとしては歩無しよりあると思う。
それともう一つ。
1枚でも多く駒を置きたいとしても中々難しい。
手順として歩4枚が最善と断言は出来ないのだが、丁度良く収まっているのが歩4枚だったのである。
一応、21手詰素材からの逆算は僕としては最善を尽くした発表図なのである。

詰パラ2019・11月号①

詰パラ2019・11月号結果稿の幼稚園1野村 量作は素材として完成されている発見系作品である。
素材として完成されている手順は誰もが一度は考えそうな形と、発見され難い形がある。
この野村作は意外に後者だと思い感心した図である。

持駒 角角
玉方 13玉、14歩、43飛。
詰方 21銀、23桂、25香以上7手詰。

☆この素材な僕なら21角迄でなく13角成、同玉、23〇成迄にする。
僕だけでなく大多数の詰将棋作家そう考えそうなものである。
どうすれば出来るかだが、43飛では最終手の23〇成が取られて詰まないので省く。持駒 角は34銀。
で問題となる余詰は13角成で23銀成の筋。これは45角で防ぐしかない。
それから11桂成、同玉、33角の筋のため33の補強が絶対。これ32歩や41桂では狭くなり余詰。
42金か44銀になる。
どちらにしても45角との2枚は余詰防止の効率は悪いのが難である。
野村作の43飛は余詰防止駒でしかないが効率的なので美しい。
僕は手順の締まりが第一主義なので、発表図はあり得ない。
逆に野村さんは45角、42金は耐えられないタイプであり得ないだろう。

★で、これで終わるならこの記事は書く気になってないのである。
いりす氏がTwitterで次の図にアレンジしていた。

持駒 銀
玉方 12玉、43飛。
詰方 23桂、24香、25馬、53馬以上15手詰。

☆まず初手21銀が入ったのが良い。
それから余詰防止だけの駒もなければ、14玉阻止だけの駒もない。
作意手順に必要な駒だけの配置で完成されているのが素晴らしい。

★さて、これで一つの素材から3つの完成図がある事が分かった。
どの図を完成図にするかは作家の作風になる。
僕はいりす氏の図があると分かったとしても、手順の締まり第一なので13角成の図になる。
作家アンケートを取ったなら、いりす図>野村図>三輪図になると僕は思うのだがどうだろうか。

中日FA戦略

★中日のFA戦略はソフトバンクの福田選手一本に絞ったようである。
ロッテの鈴木選手は諦めたようである。
僕はいらないのでホッとしている。
ホッとしたと言っても初めから来てくれるとは思ってないので、心配はしていなかったのだが。
僕は打てるチームより投手+守備が良いチームが好きで、中日はそうなりつつある。
鈴木選手の守備は下手と言うほどではないが、レギュラーとして使って欲しくない選手。
中日は勝負強い代打が欲しく、鈴木選手はその意味ではめちゃめちゃ欲しい選手ではある。
そんな条件で来てくれる分けないので、中日が獲りに行くべき選手ではないのである。

☆福田選手は外野手。
中日は外野手は高齢化していてしかも層が薄い。
福田選手は欲しいのは分かるが、その福田とて若くはない。
いてくれたらありがたいのは確かだがそんな理由で来てくれるのか。

★中日の今一番必要なのは前にも書いたが、ロドリゲスとマルチネスの残留である。
外人選手は出し過ぎ(年棒の)は働かない。
これは確率の問題ではない。例外なく出し過ぎは働かないのである。
外人選手と注釈を付けたが、日本人も出し過ぎは働かない。
契約年数が長いのも働かない。
これは確実にそうなっている事実を書いているに過ぎない。
プロ野球選手は適正価格以上出す事は、球団が損するのではなく本人が一番損をするのだ。
実は安過ぎるのが一番いけないのだが、一番良いのは適正価格よりちょっと安いくらい。これが本人にとっても理想なのである。
中日はマネーゲームはしないと言っているが、大変良い事。

☆一昨年ゲレーロが巨人に行った。
ゲレーロはホームラン王になりながら僕の適正評価は2億5千万だった。
それが中日の評価は3億以上。
3億は出し過ぎなんだが、初年度いきなりホームラン王なら出さざるおえない。
そこに巨人が現れてゲレーロを持って行ってくれた。
3億も出したら働かないぞと思っていたので、ありがとうと言いたい気持ちであった。
去年のガルシアもいくらか知らないが、いきなり13勝なら出し過ぎになるだろうと思っていたので、阪神に行かれても痛いとは思ってなかったのである。

★で、マルチネスはいくらかだが、1億5千万以下だろう。
元が激安だし、フルに働いてないし、コントロールに不安があるし、提示は1億くらいだと思う。
これで契約してくれたら来年は飛躍的活躍をするだろう。

☆問題はロドリゲス。
僕の評価は3億5千万である。
これだけの価値がある選手である。
中日がこうも出す分けなく、ちょっと安いくらいが本人が一番働くとしたら3億2千万が理想(本人に)になる。
中日が3億5千万提示して、それ以上の金額で巨人に行くなら、先に書いた通り働かないので何とかなる。
しかし、3億以下の提示で3億5千万以下で巨人に行かれたら大戦力になってしまう。
FAで福田を獲りに行くお金があるならロドリゲスに3億2千万は出してくれと言うのが中日ファンの切なる願いである。

プロ野球時事ネタ〈FA宣言〉

〈FA宣言〉

★今年FA宣言を予想された選手は皆宣言したようだ。
今回の記事は海外視野の秋山選手と宣言即残留契約選手は省いて、国内移籍を視野にした選手を取り上げる。

ソフトバンク=福田外野手。
ロッテ=鈴木内野手
楽天=美馬投手。
そして自由契約楽天=嶋捕手。
外人でありながら日本人登録扱いになるヤクルト=バレンティンは移籍可能性ありのようだ。

中日ファンの僕の強い希望は一人も獲りに行って欲しくない。
大島外野手がFAしたら阪神と報じられていたが、阪神は近本、糸井、福留といるのに何故必要なの分からない。
糸井・福留併用で年齢的に福留代打は戦力的に理想って事?
結局2億5千万で残留とあったが、そんな給料でよく残ったなって感じである。
もっともプロ野球選手の年棒は報道よりもっともらっていると言うので、2億5千万って事はないんだろう。

★大島選手が残留したから言う事であるが、来期の中日は現有戦力で優勝する。
中日は現有戦力にプラスする事よりマイマスさせない事が何より重要。
中日ファンの願いはFA選手は一人もいらないからロドリゲスとマルチネスが残留させてくれなのである。
マルチネスは本人の希望でなく最終決定はキューバ政府にあるらしい。
何かよく分からないが、マルチネスは元が格安なので大幅上昇としても大した金額でなくても大丈夫だろう。少なくとも常識的金額は提示しているはずである。
問題はロドリゲスである。
ロドリゲスはメジャーが狙っているようだ。
メジャーに行くなら仕方ない。
金銭的にはもう一年日本にいた方が得だと思うしそうすると思っている。
心配なのは巨人である。
で、中日の提示金額がいくらなのか。
僕のロドリゲスの評価はビシエドよりちょっと下である。
ビシエドが3億5千万ならロドリゲスは3億3千万が妥当。
中日は3億以下なら巨人は3億以上は出す。
僕はFA選手が全部巨人に行っても怖くない。
ただロドリゲス投手だけは巨人に行かれると困るのである。

☆福田選手はレギュラーになりたくてFAする選手である。
ソフトバンクなら控えで1億、中日ならレギュラーでも1億未満でそのレギュラーも不確定。
それでも来てくれたら嬉しいが、獲りに行くと恥をかくだけだ。
秋山選手がメジャー移籍が決まれば、西武に行くのが本人にも球団にも良い。

★鈴木選手は実績不足。実績に比例しない良い選手との評価はある。
伊東ヘッドコーチはロッテの監督をしていた。
それで中日に来る可能性はあるかも。
でもどこで使うのか。二塁阿部は今年レギュラーを取った選手。その努力を無にするのか。
将来は根尾と石川をレギュラーにしたいのに鈴木選手を獲りに行くのは分からない。
残留するのが本人には一番良いのでは。

☆美馬投手は中日は静観のようだ。
水面下で狙う可能性はあるが、ハッキリいらない。
僕は美馬投手より松坂と契約して欲しい。
松坂選手を中日から自由契約には絶対して欲しくないと思っていた。
そして松坂選手は中日と契約するべきだと。
結局は森外国人担当が退団となって、退団を決意したようだ。
これなら退団理由として完全に納得出来るのである。
そして西武復帰で西武で引退するのが理想である。
それでも西武が松坂を契約するのかは分からない。
西武がとらないならどこもとらないと思う。
そうなれば中日は松坂と再契約をして欲しいと思っている。
森さんは単なる契約切れだが、森野コーチの退団が分からない。
落合色一掃とか新聞に書いているが、落合監督GMとしては無能だが監督としては功労者である。
森野コーチは落合監督の時にレギュラーになったが、落合派とは思えない。
森さんは落合監督と一緒だったが、意外に落合派ではないと思う。
第一格安で優秀な外国人を獲るのは球界唯一の人である。
格安優秀は行く行くは、優秀な故高額になり、高額な故取られて、結局は不利になるからとしか思えないのである。
話はそれたが美馬投手はヤクルトに行くのが良い。
FAの理想は本人が最も働き場所があるところへの移籍である。
同じ働きならより勝利や優勝争いに貢献出来るかである。
中日は谷繁捕手、和田外野手は中日になくてはならない選手として活躍してくれた。
中日はFAでは良い見本球団なので、これからもそうあって欲しいのである。

★後、嶋捕手であるが、中日は獲りに行かないようだ。
僕はキャッチャーとして炭谷より上の評価なのだが、故障がちなのが残念な選手である。
報道はヤクルトとあるので決まるだろう。

☆最後にバレンティンは今月中にヤクルトが契約出来ないならどこも自由に交渉出来るのかな。
本人の希望は契約金額もあるが優勝出来るところってのもあるみたい。
外人だけど来年から日本人登録になり外人枠と考えなくて良いのがあるが、あの守備ではホームラン50本は打たないとメリットはないだろう。
ソフトバンクが獲得意思があるようで、本人の希望に一致する球団になる。
でもどこで使うのか?
柳田、グラシアルは外せない。
レフト=デスパイネ、DHバレンティン、控え=中村晃になるが、良いピッチャーからするとホームランバッターが並ぶより中村が入った方が嫌。
上林もいるし、パ・リーグの球団からするとソフトバンクバレンティンが入るのはありがたい気がするんだけど。

プロ野球時事ネタ〈海外移籍〉

〈海外移籍〉

★海外移籍とはメジャー挑戦である。
西武秋山選手はFAで、DeNA筒香はポスティングで挑戦する事が決まり、広島菊池選手はこれからポスティングでする可能性はある。

☆まず秋山選手だが年棒は現状維持程度だろう。
西武から倍増くらいの提示をされていると思うので実質は半分ってとこだと思う。
レギュラーを取れれば10億以上になるので、レギュラーを取れる可能性があり年棒現状維持の球団があれば行くだろうしあると思う。

筒香選手は守備が悪いのでDHの選手が抜けたところが取りに来るかどうか。
今年の成績では通用するとは思えないが、メジャーでは前から目をつけている球団もいる。
本人は条件が悪くても可能性があるなら挑戦したいだろう。
僕は日本の成績では通用しないと思っているが、対応力があれば成功の可能性は充分あるとは思うので、是非契約に至り挑戦して欲しいものである。

☆菊池選手のポスティング希望は正気とは思えない。
何故だか分からないが、内野手のメジャー挑戦は相当の選手でもダメに終わっている。
菊池選手はバッティングは日本でも大した事はない。
守備は二塁しか出来なくて、その守備も今年は平均的二塁手でしかない。
年齢的に衰えるのは早いので、守備は評価されているとしよう。
それでも使ってくれるか疑問である。
今まで日本人選手のメジャー成績から判断すると、菊池選手がメジャーで成功する可能性は0%である。
それでも本人に挑戦したい気持ちがあるなら是非挑戦して欲しいものである。

プロ野球時事ネタ〈DH制〉

〈DH制〉

★まずセ・リーグにDH制を導入するかの論議はナンセンス。
それはアメリカのナショナルリーグが採用してないからだ。
アメリカがやってない事を日本がする分けないのである。
アメリカがやったら日本もやる。
ナショナルリーグもDH制を導入は議論されているようだ。
行く行くはナショナルリーグもDH制になるだろう。
そうなれば日本も翌年にはDH制になる。
この既定路線は変えようがない話である。

☆巨人の原監督はパ・リーグセ・リーグの力の差はパ・リーグのDH制にあると思っているようだ。
僕はその通りだと思う。
でもセ・リーグもDH制を導入してもパ・リーグに追い付けるかは疑問である。
むしろ逆。DH制を導入しない方が有利。
本当はパ・リーグがDH制があるアドバンテージより、セ・リーグがDH制がないアドバンテージが大きいはずである。

セ・リーグはピッチャーがバッティングをしなくてはならないし、塁に出たら走らなければならない。
なのでその練習をするので有利である。
セ・リーグはDH制はなくても、バッティング練習は相当にやるから不利ではない。
なのにDH制がないアドバンテージであるはずの、ピッチャーのバッティング練習と走塁練習は、セ・リーグは全くしていないのである。
全くしてない事はないかも知れない。
パ・リーグは必要のない練習だが、少なくとも交流戦対策で一夜漬け程度の練習はする。
一夜漬けとは言わば真剣。セ・リーグはお義理の練習。
ピッチャーのバッティング練習はパ・リーグの方が内容的に練習しているのである。
本来セ・リーグにあるアドバンテージがパ・リーグに行っているので勝てる分けないのである。。

☆DH制にはもうひとつ利点がある。
セ・リーグは終盤リードされていたらピッチャーにチャンスが来れば代えなくてはいけない。
内容もスタミナも無視である。
パ・リーグは内容が良くスタミナが残っているなら代えられる事はない。これがピッチャーの力が付くのである。
これは事実。
でもリードされたら交代させられると言う事は、まずは先制点を与えないと言う事である。
野球に限らず全ての対戦競技でレベルが上がれば上がる程、先制点が勝敗に直結するようになる。
先制点の重要性はセ・リーグの方が分かっているはずだが、セ・リーグのピッチャーに意識があるか疑問。
この点でもアドバンテージに出来る事をセ・リーグは出来てない。

セ・リーグパ・リーグ交流戦を互角にするにはDH制導入よりする事があるが僕の理論。
日本シリーズパ・リーグ有利と言うよりソフトバンクの戦力が抜けているからだろう。
ソフトバンクから選手を金で引き抜くのは不可能で、その逆はやられる。
制度的にはクライマックスシリーズを廃止するくらいである。
クライマックスシリーズソフトバンクに有利な制度なのは間違いない。

★DH制とは競技のルールとしてはない方が面白い。野球の面白さはDH制はない方がある。
だからセ・リーグのDH制導入より、パ・リーグのDH制を廃止して欲しい。
でもプロ野球は興業である。
少しでも高度の技術を見たい。
ピッチャーも内容がありもっと見たいのに交代なんて事もない。
現在のセ・リーグにはDH制のない事による戦術の難しさ=面白い野球をしているとは言えない。
ならDH制の方が見てて面白いだろう。

☆僕は野球のDH制は嫌いなのだが、プロは魅せる事が大事なので、どうせDH制導入するなら早くナショナルリーグもDH制にして日本も統一して欲しいと思っている。