コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

プロ野球時事ネタ〈ゴールデングラブ賞〉

ゴールデングラブ賞

プロ野球ゴールデングラブ賞が発表された。
ゴールデングラブ賞とは守備のベストナイン賞である。
投票では何が評価されるかだがまず①世間の評価②バッティング成績③記者の贔屓である。
①の世間の評価であるが一度その評価をされるとその評価を覆すのは難しい。
今年で言えばセカンドの菊池である。
今年は補殺が少なくUZRも低い。
素晴らしい守備だと定説になった時は補殺数もUZRも突出していた。
今年に関しては山田の方が上だったかも。

②守備だけの賞なのにバッティング成績が影響するのはおかしいが、これは今年でなく毎年の事である。

③選考は記者投票だが専属して取材しているチームの選手を贔屓するのは仕方ないが、人気チームなら専属チームの記者数が多くなって有利になるのは問題である。

ゴールデングラブ賞は記者の投票によるものだが公平な眼で見てる記者がどれだけいるか疑問である。
でも根本的の問題で記者投票ではダメである。
記者は全試合を見ていない。
自分の専属でないチームは対戦チームになる5分の1試合しか見れない。
こんなんで公平な評価が出来る分けないのである。
今の時代は専門的なデータ分析が出来る機関があるはずである。
AI解析も充分可能だと思う。
昔は記者投票が最も守備の評価を出来た。他の方法よりまだましだったのだ。
記者投票がダメと分かっても他に方法がないなら論じても意味ないが、今は他の方法はある。
プロ野球機関は記者投票の是非は考えなくてはいけない。

透かし詰は詰みではない!

詰パラ11月号は予想よりかなり早く届いたのである。
Twitterを見ると神様が届けてくれたと思っている人もいるくらいなのである(笑)。
笑いを付けたけど、いつも届くのが遅い地区(内は早い方でも遅い方でもない普通)の人なら神様が届けてくれたとしか思えないくらい早い到着なのである。

☆将棋パズル雑談を読んだのだが、42高坂 研作はめちゃめちゃ面白いと思ったのである。
僕は将棋パズルは解答に行き着くまでの論理的思考が面白いものだと思っているが、僕はそんなのには興味がないので解く気にならない。
でも42の作品は論理的思考が初心者向きで、正解手順が派手で面白い。
このタイプの作品が毎月1題出題されたら解く気になるのだが。

★それはさておき読んでいて気になった事がある。
〈すかし詰は認めないと明記しておらず、この形も詰みと判断される〉とある。
すかし詰を詰みとは認めない事を明記するのは、親切として必要だったかも知れない。
でも詰みの定義として「すかし詰」は詰みではない。
これは完全な定義である。
詰将棋は無駄合をしない事になっている。
だから詰将棋の作品では「すかし詰」は詰上がりとして認定されているだけである。
つまり「すかし詰」とは普通の詰将棋の作品だけ詰みになるだけ。
詰将棋でないなら無駄合をしないルールはないので、詰将棋の作品でないものは全て「すかし詰」の状態は詰みではない。
詰将棋の作品でない将棋パズルはすかし詰を認めないと書く必要もなく、この形も詰みと判断されると書いてあるが間違いである。

☆余談だがバカ詰を僕が知った頃はすかし詰が詰みになっていた。
これ僕は最初にすかし詰の作品を見た時からおかしいだろうと思っていたが、それを言う人がいないのは不思議に思っていたのである。

クライマックスシリーズは本当に必要か!

日本シリーズソフトバンクが4勝0敗の一方的な勝利に終わった。
クライマックスシリーズの西武戦の勝ち方から、予想通りと言うか危惧した結果である。

☆今日はクライマックスシリーズは本当に必要なのかを書いてみたい。
ところでシーズン優勝とCS勝ち上り日本シリーズ優勝はどちらが価値があるだろうか。
今年で言えば西武とソフトバンクであるが、気分的にはソフトバンクになってしまう。
やっぱり日本シリーズ優勝出来たら、ペナントレース優勝出来なくても9割満足だし、ペナントレース優勝しても日本シリーズに出れないなら嬉しさ1割しかない。
そんなクライマックスシリーズでも、疑問に思っていても、興業面からあった方が良いが多数派だろう。

★僕は総合的に弱いチームでも特別秀でた点があるチームが日本一になれる可能性のあるシステムなのは面白いと思っているのである。
今年は阪神を応援していた。
阪神は打てないくせにエラーばっかりするチームである。
阪神は簡単に言うと草野球のチームなのである(笑)。
でも投手だけは本物だったのである。
その証拠が3位になるために5連勝が必須で、5連続完封(勝敗が決まった後に2点取られただけ)。
クライマックスシリーズ日本シリーズを投手だけの力で優勝するようなら、これぞクライマックスシリーズの面白さだと言えたと思う。
漫画のような面白さを期待出来るのがクライマックスシリーズであるが現実は甘くなかったのである。

☆現実から言うとクライマックスシリーズは廃止の方向に行くべきである。
絶対的戦力があるならシーズンはテキトーにやって、ポストシーズンの10勝だけ力を出せば簡単に日本一になれるシステムでもある。
ソフトバンクがそのチームである。
ソフトバンクからすると手を抜いてはいないと言うかも知れないが力は温存出来た。
西武は目一杯力を使った結果のシーズン優勝である。
巨人はゴール前は楽勝に見えるが2着3着馬がたれたのでそう見えただけで、実は一杯になっていた。
これソフトバンクが巨人と西武と同じ余力ならどうなったか?
結果はソフトバンクが勝っただろうが、4勝0敗にはなっていない。
クライマックスシリーズはこう言う事が出来てしまう。
クライマックスシリーズのシステムは良い面も多々あるが、非常に害があるシステムなのだ。

★そしてクライマックスシリーズにはもう一つ大きな弊害がある。
戦力差以上のぶっちぎり優勝になり易い。
広島が三連覇したが、広島の戦力はぶっちぎりになるほどの差があった分けではない。
チーム力は一枚も二枚も上だったのは確かだが、ぶっちぎりになったのはクライマックスシリーズがある弊害なのである。
ちょっとでも良い形で抜け出すと2位3位のチームは悪くても3位以内と思うようになり、4位5位のチームは頑張り出す。しかも4位5位のチームは1チームが首位をぶっちぎる形は好都合なのである。
2位3位チームは下位球団に勝って反撃体制を作りたいのにそれが大変で苦しくなる。
今年もそう。巨人が最初抜け出した時は、ぶっちぎるかと思いきや、一時怪しくなった。
これは追うチームはここが踏ん張りどころと戦っていたからである。
次に巨人が差を広げた時は逆転はなくなっていた。
クライマックスシリーズがあると戦闘意欲の低下が早いのである。

☆僕はクライマックスシリーズは興業的に面白いなら大賛成である。
でも実際はその興業的面白さをドンドン侵食しているのである。
これからは強いチームほどクライマックスシリーズがあるシステムのコツを掴んだ戦い方が出来るようになるだろう。
それはつまりクライマックスシリーズは興業の面白さをなくして行くシステムなのだ。
クライマックスシリーズは廃止する方向に向かうべきである。

2019年上半期賞予想回顧

★2019年上半期賞予想回顧をしたい。
予想記事は書いたが、全的中を書いている。
まあ、これは10月号が来てから書く作戦が成功したからで、当たるのはおかしいのである。
高校より上はこれだと言える作品はなく、担当者が何を評価するかで変わるし、それは間違いではないのである。
なので今回は自分が担当者ならどの作品を半期賞を推したか書く事にしたい。

☆小学校=受賞作しかないところ。
中学校=受賞作しかないところ。

★高校=受賞作候補は沢山ある。
但し、特Aはないかな。
これこそ半期賞ってのはないが、半期賞で不満のない作品は沢山あった。
10則内作、16石川作、5月号全作の7作はどれが半期賞でも良い作品である。
僕なら受賞作と同じである。
1作なら久保作にするが、今期は2作受賞も担当者に同じである。

☆短大=受賞作ではないな。
僕は駒数が少ない作品は好きでないし、好作より力作タイプを半期賞にしたい。
なら13僕の作品も候補になるが、この作品はハッキリと論外である。
半期賞には不満のある作品しかないが、該当作なしは絶対にしない主義なので21石川作にするかな。

★大学=受賞作ではないな。良い作品だけど好みと真反対の作品だからである。
僕の「カ」は曲詰として大傑作だと思っている。
しかし、この作品は担当者も半期賞候補にしてないし僕の半期賞候補にもならないのである。
ジャンルが違う感じなのである。
曲詰がジャンルと違うのではなく、隙がないゆるみのない手順が半期賞のジャンルとは違うかなって感じ。隙がなくゆるみがないのは逆に言えば山がないのである。
半期賞には山がある事が必要と思うからなのである。
実際にどれにするかは難しい。
良い作品とは思えないのだか14鈴川作になるかな。
僕は出来より面白さを重視するので半期賞でも不満のない作品だと思う。
下半期の10月号(結果稿)1小林尚樹作が今期なら僕は文句なしの半期賞だった。
下半期はまだなのでこの作品が半期賞受賞はある話だが、この作品は好みとド真ん中である。
僕は半期賞には山が必要が必要との考えだが、一貫性と言う極めて高い山がある。
高校受賞の久保作もこれに通じる良さがあり僕の評価は高いのである。

大学院=受賞作ではない。
しかし、この作品は好き。
僕は長編は合駒が絡む機械趣向が嫌いなんで大学院の半期賞を論じる資格はない。
大学院も10月号の結果稿がもろ好みの作品なので書いてみたい。
2坂口作はまず合駒がないのが好きで、局面の微変化により繰り返し手順になるのが凄く好きなのである。
僕は同じ理由で繰り返し手順になる機構の面白さより、局面が変わり繰り返される理由が変わる作品がもろ好みなのである。
そして収束は短く切るのではなく舞台消去を理想とするのである。
この作品は僕には全てが理想の作品なのである。

主役不在の菊花賞

★昨日の菊花賞は予想が当たったのである。
……あっ、馬券が当たったとは一言も言っていないのである(笑)。
☆今年の菊花賞皐月賞馬もダービー馬もいなくて、さらに前哨戦の神戸新聞杯セントライト記念の勝ち馬もいない主役不在のレースであった。
そこで押し出され1人気になる馬は皐月賞・ダービー・前哨戦の神戸新聞杯の最先着馬になる。
この馬、勝てないだろうが3着には来ると予想=当たり。
菊花賞は春の健闘馬か夏の上がり馬か迷うレースで、主役不在なら夏の上がり馬が来そうだが、逆に主役不在なら健闘馬が来る(来るとは馬券範囲内の3着の意味)と予想=当たり。
☆前哨戦の神戸新聞杯は1~4着まで人気通りの決着で信頼出来る。
菊花賞神戸新聞杯出走馬が強く1着馬がいないなら、その最先着の2着3着馬は来る=当たり。
☆前哨戦の神戸新聞杯セントライト記念を比べるとはるかに神戸新聞杯が上。
セントライト記念の勝ち馬は神戸新聞杯の5着以下より弱いって事はよくある事である。
今年は神戸新聞杯の5着以下は弱い馬だったので、セントライト記念最先着馬が来る=当たり。
セントライト記念の最先着馬は皐月賞とダービーに出ていた。
かなりボロ負けなのだが、下級戦に勝つよりG1に出たボロ負けの方が上と予想したのだ。
★予想は神戸新聞杯の最先着馬2頭とセントライト記念の最先着と実にシンプルな予想をしたのである。
☆結果その三頭の三連複で当たりなので予想は大当たりしたのである。
実際買ったのは三連単を優先順位通り神戸新聞杯最先着馬→神戸新聞杯2番馬→セントライト記念最先着であった。
実は皐月賞・ダービー・前哨戦の最先着馬の押し出され1番人気は来ないと予感したので1着で買うべきではなかった。
実際の結果は神戸新聞杯次先着馬→セントライト記念最先着馬→神戸新聞杯最先着馬だった。
★ここは予想と予感を合わせた、最実績馬2着で買うべきだった。
そうすればもっと悔しい外し方を出来たのである(笑)。

草野球を見た(笑)

ラグビーワールドカップ南アフリカ戦を応援していたが、前半は相手のミスに助けられて接戦になったが、内容は完敗だった。
ラグビーは自陣マイボールより敵陣相手ボールが基本なのがよく分かる試合だった。
パスを回すと自陣に押し込まれていた。
たまにチャンスはあるがラインアウトから投入ボールがほとんど取られてチャンスつぶす。
律儀に真っ直ぐ投げすぎじゃない。
他のチームはファールにならない程度に自陣よりに投げてるのに。
負け方としては力負けなのが残念ではあるが、善戦したと言えるので満足であった。

☆負けが決まって日本シリーズを見た。9回の最後の攻撃からだが、そこで草野球を見てしまったのである。
ソフトバンクが6点リードの最終回に3者フォアボールで1アウト満塁。
しかもノーアウトから非力なバッターに連続フォアボールがまず草。
ここでバッターは岡本。
僕が巨人ファンならここでホームランは打って欲しくないところ。ランナーがいなくなるホームランよりヒットが理想なのだ。
解説の槇原も同じ解説。
打った打球は打って欲しくないホームランかと思う打球。……だったがホームランにならず巨人ファンはよっしゃとなった。
ギリギリ取れる可能性があったので3塁ランナーはタッチアップを狙う。これは当たり前。
ここで草野球が起きる。
2塁ランナーか1塁ランナーか分からないが、前のランナーを見てなくてアウトになってしまった。
6点差があるのだから前のランナーに注意して絶対アウトにならないようにしなくてはいけないところ。この状況でセンターオーバーでアウトになるのは草野球としか言いようがないのである。
次のバッターが二人ヒットで続いたので、巨人は勝てなくてもソフトバンクは気持ちの悪い勝ち方になるところだった。
もし逆転していたらソフトバンクが草野球だったのに。惜しい事をしたのである。

プロ野球ドラフト会議総括

プロ野球2019年ドラフト会議の総括をしたい。
その前に半期賞予想回顧するのが先だが、全校的中なので後でも良いかな。
全校的中させたのは作戦が成功したからである。
4・10月号が到着寸前まで待ち、予定日より早く着けば全校的中させれるのである(笑)。

☆ドラフト会議の結果だが、プロ野球全体からするとほぼ理想の結果だと言えるのである。
ドラフト会議とは戦力均等化を目的とするものである。
なら下位球団に超高評価選手が行くのがのが望ましい。
セリーグはヤクルト=奥川、中日=石川、広島=森下と下位球団にビックネームの指名になった。
広島を下位球団にするのは違和感があるが、まあ4位だし。
広島の森下投手だが、今年の指名選手の中で文句なしのナンバーワンだと思う。
……あっ、これは顔がである(笑)。
投手としては定規で線をひいたような綺麗なストレートなので凄い好きなピッチャーである。

パ・リーグオリックス=宮城、日本ハム=河野、ロッテ=佐々木。
ロッテは満点。
日本ハムは河野、立野は社会人No.1とNo.2とされていた投手の指名で佐々木を指名出来たとしても育成に時間がかかり、凄いピッチャーになればメジャーに行くので指名出来ても割に合わない。結果満点である。
オリックスは素材型内野手→即戦力投手→素材型投手と一貫性がない。
とりあえずポジション無視で高評価に行き、クジで外れたから将来重視になったのだろう。
ドラフトとは本来1位指名は自分の弱いところを補強するのではなく、ポジション無視で最高評価の選手を指名に行くのが正攻法だと思う。
最初の入札は森下に行きオリックスが指名したら、全体満点ドラフトになったのだが、オリックスのクジ運の悪さを考えたらチームとしては満足しているドラフト結果だと思う。

☆ドラゴンズファンとしては、石川選手を指名出来て大満足だが、ポジションが空いてないけどどうするつもりかな。
中途半端で一軍で使うより、まずは二軍で鍛えるしかないのは本人にプラスだと言えるかも。
その石川選手の指名入札だがオリックスソフトバンクと競合して来たのは意外。
オリックスは森下か河野に行くべきと思っていたのたが。
ソフトバンクには意表を付かれたが、中日関係者は読み通りだったと思う。
ソフトバンクの選手層に特に弱いところはない。
補強するにしても2位の海野のように甲斐がいるのにさらに補強する磐石狙いしかない。
そのソフトバンクでも大穴はあるんだよな。
それは松田の後釜である。
ソフトバンク三塁手の超素質型は絶対欲しいのだ。
ソフトバンクは変に指名をにごらせていたし、中日関係者からすると、ソフトバンクの指名は石川と確信していたはずである。
楽天はその逆で石川選手指名を予想されていた。
石井GMが石川選手を高く評価していたからだけど、もし楽天が石川選手を指名に行くなら石川GMGMとして失格だ。
地元に超ビックネームの選手がいるなら、チーム事情や何球団競合しようが、地元優先するべきである。
もし、楽天が佐々木を避けたらファンが納得しない。
楽天が石川選手を指名に行くなら、そんなGMなら楽天ファンは不幸になると思っていた。
結果は佐々木に行きクジに外れたのは楽天ファンも納得である。
そこからは石井GMの色が出ている。
これでチームが強くなれば眼力は相当なものだが、監督の交代を含めてどうなるか楽しみである。

楽天と逆なのが阪神である。
甲子園で名を上げた選手ばかりである。
それにしても高校ビック4の2人を指名出来るとは。
5位の藤田捕手は中日が指名して欲しかったのだが、中京大中京高校は地元選手高校ではなく全国から集めている高校(強豪校はほとんどこうだが)なんで、岐阜出身選手ではないんで、まあ阪神で良かったのはある。