コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

適正価格が大事

★中日の祖父江選手が契約更改でダウン査定で保留したようだ。
ハッキリ言って中日の査定基準は野球を知らない人間が作っているとした言いようがない。
祖父江選手は僅差の勝ち試合で投げるピッチャーではない。
主にビハインドで登板するが、大量リードで勝っているような勝ちパターンピッチャーを使うのが勿体ない場面でも登板する。
言わば便利屋である。
中日に限った事ではないが、このタイプの選手の適正価格をプロ野球界は分かってない。
1点リードの終盤に1点も取られないピッチャーは2億以上が適正価格である。
そのピッチャーは全試合に登板させてはつぶれてしまう。
ビハインドは他のピッチャーがまかなう事になる。
そのピッチャーはいつも抑える事を求められてない。
点を取られても構わない。
いつ点を取られても良いが、いつも点を取られるのはいけないのだ。
このピッチャーの適正価格はいくらだろうか。
このタイプの投手は数字じゃない。
困った時にいつでも登板してくれて(ケガをしないのが最上の評価)、ならすとそこそこに(防御率3点台なら上等)抑えていて、毎年継続した成績を残す。
このタイプの投手は大幅アップはないが、毎年ちょっとずつ上げて行くのが正しい査定である。
毎年、嫌な仕事をしてくれてる選手にダウン査定があってはならない事なのである。

プロ野球の選手は出し過ぎは良くない。
そして、出さなさ過ぎはもっと悪い。
中日は今年FAでソフトバンクの福田選手を狙っているが、来期の優勝のたもには全く必要がない。
来期優勝のために必要なのは今いる選手に出すべき年棒である。
福田選手に使うお金は選手の年棒に反映させれば優勝出来るのに、そこを間違えているようでは困るのである。