コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ2017・1月号幼稚園年間表彰

詰パラ2017・1月号46ページに幼稚園年間表彰が
されている。
この時期に2015年発表の作品からである。
その中に僕の作品が話題作で表彰されている。
実は賞品もパラと同時に届いた。
まず、思ったのが何故僕が優秀作でないのかだ。
僕は賞品をもらっておいて文句を言う人なのである(笑)。
冗談おいて、これちょっと良いなって作品を幼稚園に沢山発表したいと思っているのだけど、中々出来るもんではないのである。

☆幼稚園はまず投稿出来る作品を創りたい。
究極の目標は三輪さんの作品は良いけど、いつも上げてるから今年はいらんだろうと言われるようになりたい。
ただし、こうして欲しいとは言ってない(笑)。

詰将棋自動創作ソフト

詰パラ2017・1月号のちえのわ雑文集は久保紀貴氏のコンピューターの自動創作ソフトが開発されたら未来はどうなるかと言うものである。
簡単に言うとそうなれば詰将棋作家の楽しみが奪われてしまう。そのようなソフトは開発されない方が詰将棋界のためだと言いたいようだ。

★実際に詰将棋自動創作ソフトが開発されれば、久保氏言っている事になるだろう。
だが、僕は久保氏とは正反対の意見である。
僕は詰将棋自動創作ソフトは開発された方が良いと思っている。
理由は簡単。もっと良い作品をみたいからだ。
コンピューター自動創作ソフトが開発されたら、久保氏の言う通り今までの詰将棋作家の楽しみは奪われてしまう。
でも新しい楽しみが生まれるのである。
そもそも人材とお金をかけないと大したものは出来ないのだが、もし人材とお金をかけたとしたら、どんな自動創作ソフトが出来て、どうなるか書いてみたい。

☆まず自動創作ソフトは三つのタイプが可能だと思う。
①条件入力全探索型。
これは今月のデパートの作品がそれに当たる。
配置なり入力して、それで全検索して完全作を全部拾い出す。
それは詰将棋になってないものがほとんどだが、コンピューターに詰将棋になり得ているものを抽出させる事は可能だ。
人間はその中から特に良いもの探す事になる。
そんなのが自分の作品かだが、条件入力があってこそなので自分の作品だと言って良いと思う。
そしてこの創作が面白いかだが、これだと面白くない。
僕は根本的にこのタイプのソフトでは良い作品はほとんど出来ないと思っている。
だがこのソフトは利用の仕方で凄く良いものが出来るようになる。
例えばデパート⑤の作品。僕は序盤8手には魅力を感じない。少なく共、他の手順に変える事は可能である。
しかし、72馬以下は完成された手順だ。
ここから別の逆算をすればもっと良い作品になり得るのである。
この作品に限らず、このソフトで出てくる作品には部分的に良いとか、部分的に非常に悪いとか加工の余地があるものが大半なのだ。
言わばこのソフトで創れる作品は宝石の原石でしかない。
人間が加工して輝くものにする。この作業が人間に残されているのである。
宝石の原石を探す事だけが楽しいなら、その人は楽しみが失われてしまうが、普通磨いて輝ける宝石が出来たら楽しいはずだ。

②逆算型。
これはある収束素材を入力すれば、コンピューターが勝手に逆算してくれると言うもの。
逆算可能な手順が沢山あれば、方針を入力すれば自動検索してくれる。
それか2手とか4手とか細かく区切り、自分で見込みのありそうな形を選択しながら進んで行く方法を使う。
両方を組み合わせるとすると、これ自分で創っているのと同じである。
自動創作ソフトではなく、創作支援ソフトになるだろう。
このソフトなら楽しみを奪われる事はない。
まあ、苦労して創る楽しみはなくなるが。
これが開発されると作家の実力差はほとんどなくなって来るだろう。

③手順入力型。
手順を入力すればそれが成立する図面を創ってくれる。
一つの手順として図面としては何万もあるが、少ない使用駒数から自動選択する事になるだろう。
夢のようなソフトだ。
だが、こんなのが開発されたら、久保さんの言う通り、創作する楽しみは完全に奪われてしまう。
……とは思わない。
詰将棋は手順構成が良くないと酷い形にしかならない場合がある。
この手順構成を見直す作業は残るのだ。
詰将棋は何かちょっと変えるだけで、急に完成度が高くなったりする。
僕はそれが詰将棋創作の一番の醍醐味だと思っているくらいだ。
勿論、完成された手順ならコンピューターが最初から完成品を出してはくれるが、それは手順入力をする作家のセンスである。

☆コンピューターで自動創作が可能になっても、それは宝石の原石でしかなく、それを磨いて宝石にするのは人間だと言う事だ。
原石探しだけなら楽しみはなくなるが、原石がゴロゴロ見つかるのだから、より多くの人が良い作品を創る事が可能になるのである。

★自動創作ソフトが開発されたなら良い事ばかりなのだ。
……とは思ってはいない。
僕は久保さんとは違う事を危惧している。
まず、発表先が足らなくなる。
良い作品を創る人が増えるのだから当たり前である。
発表先(インターネットの乱立)は増やしたとしても、解答者が大変だ。
供給過多、需要不足は現在もこの傾向があるのにさらに酷くなる。

☆それから改作競争が盛んになるだろう。
詰将棋作家総三輪化になるのである。
やっぱり詰将棋界は久保さんの言う通り絶望なのである(笑)。
僕は改作が盛んになる事が詰将棋界の理想と思っている。
だが、本当にそうなったら、何らかのトラブルが起きるだろうと予想している。
それはソフトが悪いのではなく、人間が悪いのだが。
それを乗り超えられたらさらに詰将棋作家として楽しい世界になると思っているのである。

今年もありがとうございました

当ブログを読んで頂きありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。
最後に三浦九段不正竜王戦挑戦権剥奪事件の記事は4日で1600のアクセスがありました。
その割にコメントは一つだけ。
不利飛車命さんコメントありがとうございます。
この件のコメントは当然未公開になります。
この事件に関しては、三浦九段側としては裁判に勝てる証拠を掴んだとしても示談に応じて欲しくないと言う気持ちです。
そのくらい将棋連盟は悪質な事をしていると思っています。

★最後だけ何故かですます調なのである(笑)。

事件名称

★おもちゃ箱さんの三浦九段の事件が「不正疑惑」から「三浦九段冤罪事件」に変わった。
タイトルはこんで良いが本当は「三浦九段竜王戦挑戦権不正剥奪事件」である。
刑事告発しなければいけない事件だが、裁判で勝てる見込が小さいので踏み切れないだけ。

☆僕は将棋連盟が犯罪だと言っているが、これは疑惑だけでクロと決め付けている。
なら将棋連盟の三浦九段に対する処分と同じではないかと言われるかも知れない。
だがそれは違う。
将棋連盟が犯罪をしているとした証拠は山ほどある。
ただ裁判で証拠能力を否定される可能性が高いだけで、根拠はあるのである。
しかし、三浦九段の場合は違う。
例えるなら、事件が起きた時に怪しそうな雰囲気で怪しそう顔で歩いていただけで犯人にされてしまったのである。
三浦九段には大変失礼だが、三浦九段の悪いところは顔だけなのである(笑)。

★痴漢も冤罪事件が多いが、原因は顔である。
因み僕が電車に載れば確実に痴漢にされてしまうのである(笑)。
要は三浦九段は何の根拠もないのに犯人されたと言う事である。

☆実際に警察は根拠はなくとも怪しいなら事情徴収はするだろう。
警察で許される事ではないが、最初から犯人に決め付けてしまう事はなくはない。
将棋連盟がした事はこれと同じであるが、僕が問題しているのはその後である。
嘘を言って無理矢理休場届けを書かせての挑戦権剥奪である。
嘘を言っての部分を省いても十分な犯罪である。
これは犯罪は犯罪でも極めて悪質だ。
さらに悪い事には、将棋連盟には全く過ちを犯した認識がない。
まあ、悪人は犯罪を犯しても過ちとは思わないから、当然ちゅや当然なんだが。
本人が過ちを認めるなら、金銭的補填があれば許されなくもない。
将棋連盟は犯罪を犯しておきながら罪の意識がない。
それでは悪人である。
裁判になるはずない高を括っているのか。
早く将棋連盟理事は善人に戻って欲しい。
それが出来るのは裁判所ではない。
世論だと思っている。
僕がこの事件の事を何度も書いているのは、将棋連盟理事に善人に戻って欲しいからだ。

今後の棋戦のあり方

★読売新聞は将棋連盟に対して全くの知らんぷりは何故だらう。
そう言う体質なのか。
読売巨人はFAで色んな選手を獲得しているが、何度も失敗している。
勿論、大成功もありそれは失敗を怖がらず獲っているからだと言えなくもない。
これが普通の会社だったら失敗時は本当にこの選手は必要だったかと問題にされる。
そこで結果論でなく、冷静に考えればFA獲得は必要なかったんじゃないかとなれば、担当者は部所の降格になるだろう。
巨人では初めから必要もない選手を獲って失敗なんてのは数え切れないくらいある。
こんな事をしていたら、普通の会社ならつぶれていてもおかしくないのにね。
まあ、そんな会社だから別に将棋連盟が何をしようとどうでも良いのだろう。
不思議な会社である。

☆これから書く事は読売新聞は別にした話である。
まあ、読売新聞にこそなるほどと思って欲しい事ではあるが。

新聞社は将棋連盟に契約金を払っていると僕は認識している。
これを機会にこれを止めにしたら良いと思う。
じゃどうするか?
棋士に直接賞金を払うのである。
運営は将棋連盟に任せるとして、その運営費は払う事になる。
棋士個人としては対局料の収入はなくなる。
賞金が出るところまで勝ち上がらないと収入はないのである。
現在、新聞社は全く商品価値のない対局まで対局料を払っている。無駄だ。
プロたるもの、活躍して食えないとならなければそれはプロじゃない。
AIが発達した今、そうすべき方向転換の時期に来ているのだ。

★新聞社には今の将棋連盟を見ていたら、将棋連盟に契約金を払う事がいかに無駄な事だと気付いて欲しいものである。

文春にリークしたのは誰だ

★文春にリークしたのは誰か。
まあ、渡辺に間違いないだろう。
僕は文春は立ち読みしただけなので覚えで書いているが、確か一流棋士だけが本人かソフトか分かる感覚があると言うような事が書いてあったと思う。
こんな事言うのは渡辺かハッシーかだろう。
ハッシーを文春記者が信用するとは思えないので渡辺になる。

☆一流棋士だけが分かる感覚?
本人が指したか、ソフトの手かなんて分かる分けないよ。バーカ。

★百歩譲って一流棋士だけが分かるとしよう。
一流棋士でないお前が分かるはずないよ。渡辺。
一流棋士なら、ソフト指し疑惑がある棋士とさせないとは言わないよ。まさにゲスの極み
強引に挑戦者を代えさせるお前に、人間と将棋を指し資格などない。
しかも文春にリークするほどの悪。

☆これは間違った情報で判断している可能性があるが、渡辺よ。
交通事故を起こして、相手が死にかけているのに黙って立ち去って良いのかと問う。
これは事実だ。