コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

今日の一番の願い

詰パラ3月号がもう届いた不届き者がいるようだ(笑)。
そのせいで今日詰パラが届く事を期待してしまっている。
でも詰パラ到着より望んでいる事がある。
それは羽生さんが三浦九段の復帰戦はやらずもがなと思っていて、あー、やっぱやらずもがなだったなと思う決議がなされないかなと言う事である。
これが叶うなら今日は詰パラは届かなくても良い。

言っておくが、これは詰パラが今日は届かなくても良いと言う意味ではないのである(笑)。

蜂の斑点奇妙な症例

★鈴川君のブログmy cubeの裏短コンに発表された「蜂の斑点~奇妙な症例~」は実に謎解きが面白い作品であった。
詰将棋としては真面目に創ったならこの配置にしないだろうと言うものであった。
それで~奇妙な症例~と付いているので、この配置だからこそ奇妙な症例になると推理する事が出来る。
そこで、どうすると奇妙な症例になるかの謎解きを楽しむ作品なのである。
解決の鍵は「蜂の斑点」である。

☆で、答は蜂の斑点は柿木将棋「8の反転」だったのだ。
どうすれば奇妙な症例になるのか。
ある図面を入れる(余詰はない)→反転する→余詰を検索する。その余詰は成立しない。
最初の入力図面は余詰はないのに、反転すると成立しない余詰を検索する。誠に奇妙な症例である。
勿論、どんな図面でもそうなる分けでない。
発表図の謎の配置はその奇妙な症例が出る配置だったのだ。

★要は単なる柿木将棋8の不具合報告だったのだが、謎解きとして非常に面白い。
答を知れば8の反転には気付けたなと思えるが、それが気付かない難易度。これは謎解き問題としては最高ではないだろうか。

☆この裏短コン出題に当たって鈴川君は「いまだかつてない企画となりました。」と言っている。
これを読んで皆こう思ったはずである。
「いつもの許容範囲ギリギリの誇大表現が始まった」なと(笑)。
でもこれは誇大表現でもない、事実だったのである。
この「蜂の斑点~奇妙な症例~」の謎解きがある事で「いまだかつてない企画」になったと言えよう。

☆で、本当に柿木将棋8にそのバグがあるか。
それは実際に確かめてみたい。
が、僕の持っているのは柿木将棋7なのである。
何故、柿木将棋7なのか?
それは7が柿木シリーズで一番高価だからである。
(6以前の価格を知らないので、間違いかも知れないが8と9よりは定価は高い)
僕は常に高級品を選ぶのである(笑)。
8がない以上確認出来ないが、「8の反転」と言うからには7ではならないはずである。
よし、確かめよう。
……ん?柿木将棋7は反転出来ないじゃんかよ~(笑)。

臨時総会でする事

★将棋連盟の臨時総会が27日にあるようだ。
今回の事件で理事の罷免が議題のようだか、これはおかしな事である。
今回の事件は普通の会社なら大損害になる大失態である。
常識ならとうに罷免されていなくてはいけない。
それをこれから決議すると言うのだ。
呆れてしまう。
今さら感のある臨時総会である。
それ故、この臨時総会には期待するところである。
常識外の一手が飛び出す事を(笑)。

☆これだけ信頼を失墜させて、罷免されない団体では話にならないが、これは早めに決議して、しなくてはいけない議題があるが、将棋連盟には分かっているのだろうか。
それは文春に誰がリークしたかだ。
あの記事は単に取材に応えただけでも、処分の対象になるものである。
棋士の感でソフト指しかどうか分かると言うのは週刊誌に言う事ではないだろう。
週刊誌は作り話を書くものだと言う認識が僕にはあるが、この記事の内容は記者が作り話で書ける内容ではないと思う。
棋士が作り話をした事をそのまま書いたような内容である。
その内容は棋士の信頼を失う事を言っているので処分が必要である。
文春の記事に応じただけなら軽い処分も考えられるが、自分からリークしたとしたら重い処分が必要である。
十分除名対象にもなると思う。
最終的には除名は免れても除名対象になると言う事だ。

★もしこれが渡辺 明の自作自演だとしたらどうか。
三浦九段に疑いを向けるようにして、文春に自らリークしたとしたら。
それは議論の余地もない除名だろう。
これは色んな事から推理して世間はこうみているのではないか。
もっともこれは三浦九段の弁護士が提訴して裁判する事である。

☆最小限、将棋連盟は今度の臨時総会で文春の取材に応じたのは誰か調べる必要がある。
今度の臨時総会でまず関係理事を罷免をさっさと決定して、次に文春の取材に応じたのは誰か調べる事を決定する総会にしなくてはいけないと声を大にして言いたい。

★でも、みんなには罷免決議すら1日かかるのが見えるだろう。
だけど、これは当たっても予知能力がある分けではないのである(笑)。

将棋漫画

★3日連続けてブログを更新しようと思ったら、2日で途絶えてしまった。
毎日更新するのは大変なのである。
勿論、これはこのブログの事である。my cubeは5日連続で更新されているのである(笑)。

☆僕は漫画が好きで、全巻持っているものも結構ある。
例えば「バビル2世」である(笑)。
日本の漫画は世界で読まれている。
最近、女流棋士が誕生したらしい。
きっかけは漫画の「NARUTO」だとか🍥
もっと漫画で将棋を描いてくれれば、外国人で将棋をやってみようと思う人が出てくる期待もある。
だけど、漫画で描かれている将棋はイメージ良くないよな。
ヒカルの碁」では将棋は悪役的だし。

★前置きは外人だが、この記事はこれから外人から話は外れる。
将棋漫画は結構あるが僕はほとんど読んでいない。
ほとんど読んでないので間違ってはいるかも知れないが、読まない理由は登場する棋士に魅力がないからだ。
月下の棋士」なんか主人公がそもそも嫌いである。
ヒカルの碁」はこんな棋士になりたいと思う登場人物は沢山いる。
唯一、桑原本因坊は将棋漫画に出てくるタイプである。
将棋漫画はヒカルの碁の桑原本因坊みたいなのばかりの気がするがどうなのだろうか?

☆僕は将棋漫画は魅力的な棋士を描いて欲しいと思っていたが、最近考えが変わった。
将棋漫画に必要なのはリアリティーだと思う。
これからは将棋漫画は極悪棋士を描いてリアリティーを出すのが面白いと思うのである(笑)。

記事予約

☆鈴川君のブログのmy cubeに裏短コンの作品欄があり、僕の「出現マジック」が青色になった。
これはいよいよ解説だと思ったら見れないではないか。
これはどう言う事だ!
これは予約が完了して、時間がくれば出現すると言う事なのである。
時間は分からない。だからしょっちゅうmy cubeを覗くのが良いのである。
何でこんな事を書いたのかと言うと、これは鈴川君のブログのmy cubeの宣伝なのである(笑)。

将棋のAIと人間の実力差

★将棋はAIと人間はどちらが強いのか。
これに興味のある人はもういないであろう。
何せプロ棋士がAIがはるかに強いと告白してしまったからである(笑)。
で、どれくらい強いかと言うと、人間もかなり強いと僕は思っている。
ハッキリと優勢な局面からならAIと言うか神様にだって勝てる。
まあ、人間はミスをするので10回やれば5回くらい負けちゃうかも知れないけど、その5回もハッキリ敗因が分かる負け方になるだろう。
チェスや囲碁はハッキリ優勢でも中々AIに勝てないが、将棋は勝てると僕は思っているのだ。
手合としては香落ちなら互角か人間が有利かなと思っている。

☆AIがプロ棋士よりのだからプロ棋士と言う職業は必要か。
これは僕はハッキリ必要だと言いたい。
将棋のプロ棋士としての職業はなくならないし、なくしてはならないと思っている。
たけど、弱いプロ棋士はいらない。
現在現役プロ棋士は何人いるかよく知らないのだが200人くらいかな?
これは将来はもっと増えても良いけど、賞金で食えるのは50人ほどで十分だと思う。

★今度の事件で、将棋連盟が不要なのがハッキリした。
将棋連盟を必要としているのは、将来食えなくなる150人だけ。
食えなくなると言っても賞金では食えないだけで、普及活動とかで収入はなくなりはしない。
そして、将棋連盟は不要と書いたが、新聞社から契約金としてもらったお金を、150人にサラリーと支給する事だけが不要なので、将棋連盟は必要である。

☆AIが強くなったなら職業のあり方が変わらなくてはいけない。
それが出来るのは新聞社である。
今回の事件は良い機会。
新聞社は将棋連盟に契約金を払わず、自分で棋戦を運営しよう。
1社やれば他の新聞社も追随するだろう。

★こうはならないであろうが、その場合、新聞社が自分の棋戦は渡辺 明は出場禁止に出来るんじゃないかな。
万が一の話になるが、そうなったとしても読売新聞だけは渡辺 明を出場禁止にはしないのである。

詰パラ2017・2月号結果稿を読んで

★又、気が付いたらブログの更新の間隔が空いてしまった。
ブログをマメに更新するのは大変なのである。
これは勿論、鈴川君のブログmy cubeの話である(笑)。

詰パラ2017・2月号結果稿の感想である。
小学校・中学校・高校と武島広秋氏の活躍が目に付く。
2.80、2.81、2.79とほぼ全部2.80とは大したもの。
だけど、これらの作品は武島作としては、通常運転に感じるのは僕だけだろうか?
その武島氏だが、同人入り迄もう直ぐだ。
いつになるか楽しみである。

★大学院⑨桃燈作は2.89の高得点である。
正直言ってこんか高い点が出るとは思っていなかった。
何も狙いがある分けでなく、又、捌ける分けでもない。
素材から右下に追い捕まえ切れずに上に追って、又、捕まえ切れずに左下に追って捕まえているだけ。
手順はつまらないとは言わないが、特別凄くもない。
これで何で高得点なんだ。
と、これが僕が高得点が出ないと思った理由である。
だけど僕はこの作品は好きだな。
手順はこんな感じで右下で食い散らかしたように駒が残り、又、右上で食い散らかして駒が残ったら、僕はそんな作品はうんこをさわるくらい嫌いである。
桃燈作はそれが食い散らかした跡が残らず右上に移動する。そして又、食い散らかした跡を残さず左下に移動して収束する。
この駒が残るか残らないかが、僕はこれが全てと言うくらい好き嫌いの違いになるのである。
この作品、僕は好きなので高得点が出て嬉しく思ったのである。

☆大学院⑩久保紀貴作。
看寿賞受賞級の作品である。
だが、好きかと言うと好きでない。嫌いかと言うと嫌いでもない。興味がないと言う感じである。
僕はこのタイプの作品は、門外漢なのである。
僕は《打つ→合駒→取る→同玉》の4手一組の手順が大嫌いである。
駒取りを嫌う詰将棋作家は多いが、僕は単純駒取りよりこの4手一組の方が嫌いである。
これはこの作品の批判を書いたのではなく、単なる僕の好き嫌いなので読み飛ばして欲しい。
で、この作品のロジックなのだが、今だに理解出来ていない。
何手か進んだ局面が1つ配置が変わっただけと言う構成は大好きなので、暇な時に研究してみようと思う。
解説に最小公倍数とか何とか数学的な事が書いてあるが、これは非常に興味ある人とない人に真っ二つに分かれるであろう。
僕は全く興味がない。
何故なら最小公倍数が何か分からないのである(笑)。