コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

2017短編コンクール順位予想回顧

【2017短編コンクール順位予想回顧】

★優勝予想は自分の作品だったが、実際の優勝は24室門作であった。
自分の作品を優勝して外すのは恥ずかしいかと言うとそうではない。
自作を優勝予想する根拠を「自作に甘いからである(笑)。」と冗談を書いた。
もし、これで自分の作品が優勝していたらこの面白い冗談が、面白くなくなってしまうところだったのである(笑)。

☆で実際の優勝作は僕は記事ではしっかり褒めている。
初手の34龍は実に良い感じである。
詰キストには見え易い手(ノータイムと言っている輩もいるくらい)なので、良い作品だが点数は伸びないだろうとの事を書いたが真逆であった。
この作品は実を言うと自分の作品と同じくらい点数が出て欲しいと思っている作品であった。
と言うかこの作品はもう自分の作品と思っているのである(笑)。

★僕の順位予想は10作しているが、かなり外れている。
最もひどいのは40中村雅哉作は多数の誤解者が出ると予想したが1名であった。

☆上位10作予想して、シード権には先程の中村作の誤解者数の誤算がなければ、26外谷作か30斎藤作を入れていた。
すると37石川作は16位でシード権を逃しているが、1つ違いなので概ね上位予想をした作品は上位に来ているとは言えると思う。

★今回の順位で意外だったのは純手筋物の24室門作=1位、33野々村作=3位、5渡辺作=4位、44鈴川作=5位、2木下作=8位、49北岡作=12位とこれだけ入っている事である。
ちょっと低調だった事も影響しているのだろうが、手筋物が評価されるのは、僕にとっては嬉しい事なのである。