コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ3月号(結果稿)短編コンクール順位予想回顧録⑦

詰パラ3月号(結果稿)短編コンクール順位予想回顧録⑦】

☆野曽原直之作。
名無し名人氏も僕も優勝予想の作品で、結果稿が出た今でも最優秀作と思っている作である。
収束の68桂、同龍、57金の5手はミエミエである。
でも57金は打つものと思っているので、2枚ある金をいきなり手放すのが見え難く、67金、同龍、68桂、同龍を読んでしまう。
それだと7手しかならないので、違うのは明白なのに。
優勝はならなかったが、順位予想投票があったら、1位だったと思う。
この作者はスマホ詰パラペンネームで発表されているが、裏短コンの作品も優秀で最近成長が著しいと感じている。
これは一見褒めているようだが、以前はヘボかったと言う貶しなのである(笑)。

★38賓田 博作。
僕の予想記事を見て、名無し名人さんが低評価なのにシード権予想の作品があるとコメントがあった。
それがこの作品。
僕はその通りだと考えを改めたが、一度予想したものなのでそのままにするしかない。
名無し名人さんはまだ予想記事は出していなかったので、予想順位は下げたようである。
なので結局は外しているのである。
僕の予想で「自信をなくして下げたのである(笑)」とあったが、これは自己責任なので、外れたのは僕の責任ではないのである(笑)。

この作品が僕の予想順位が低いのは発表図にあらずと思っているからである。
この素材は12角を捨てて収束させるべく素材。
こんな図にするのはもったいないと言う事だ。
と思っていたらEOGさんのブログを見たら小林敏樹作でそのような作品があるようだ。
賓田作のような仕上げは、それはそれでありなんだろうが、自分なら絶対にしない仕上げだと、どうしても厳しい評価をしてしまう。