コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ2017・6月号結果稿を読んで=学校編

☆昨日、藤井四段が連勝記録を23迄伸ばしたようである。
藤井四段の強さは詰将棋をやっているからである。
これは藤井四段本人が言っているようだし、世間も認めていると言えよう。

そして、その詰将棋は毎月詰パラの作品を解いている。
僕はその詰パラに作品を発表している。
つまり、僕が藤井四段を強くしたと言っても過言ではないのである(笑)。

★6月号の学校の結果稿でどんな評価されるか興味があった作品は中学校の原田作、上谷作、谷口作、そして、高校の野々村作である。

中学校⑫原田清美作であるが、よく出来ていると思い2.70くらいを予想していた。
26角成が入ったのを評価していた。
26角成が価値がある手と言いたいのではない。
作意の主要部を成立させるための変化に必要な駒を捨てるのは僕は非常に価値があると思っているのである。
評価が予想より低かったのは、易しいためだと思う。

中学校⑬上谷直希作。
これは予想通りの評価であった。
前期半期賞武島広秋作より良い作品である。
ここで疑問だが前期に発表されたら半期賞はどちらになっただろう。
僕は担当者の評点重視主義は賛同しているのだが、
この2作なら上谷作だと思うのである。

中学校⑮谷口 均作。
2.70くらい行くかと思ったら、よく考えてみると、遠打の意味が作意に表れているようでは2.60
くらいが妥当な気がする。

高校⑪野々村禎彦作。
もっと評価は伸びるかと思ったが、有効な紛れがないのが痛い。
ま、余詰筋が強過ぎると得てしてこうなるもの。
C点=1なんで良い作品と言えよう。