コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ2016・8月号結果稿[短大]

詰パラ2016・8月号結果稿】

[短大]
21=酒井博久作。
金を3枚重たく打って、後で全部捨てる。これは好み。
4手目以降は完全無変化なので、デパート向きと思うが。

22=三輪勝昭作。
この作品は半期賞候補である(笑)。
これは冗談のようで冗談でない。
今期は抜けた作品がなく、25作全部候補と言える。
ある意味では理想の選題である。
この作品であるが、46歩、55玉、66銀、46玉、57銀、55玉、46銀、同銀、66角、同香、85飛迄11手詰を素材として、古くから持っていた。
銀をもう2回くらい動かさないと作品にならないなと思っていたが、上手い方法がなくほかっておいた。
最近になって、銀が無理なら飛を動かせないかと浮かんだ。
割と巧い組合せになったと思う。

24=安田恒雄作。
解けず。龍の利きをどうやって外すのか分からなかったが、そうか取っちまうのか。
普通なら感心しないけど、この作品はこの逆算は成功している。