コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ2016・12月号(結果稿)大学若島正作

詰パラ2016・12月号(結果稿)大学⑦若島正作】

★この作品の狙いは2015・10月号⑫三輪勝昭作と同じである。
僕は声を大にして言いたい。
これはパクりであると。
……僕の方がである(笑)。
僕が若島さんのTwitterを見て参考にした事は投稿時にも書いたし、その時の解説にもヒントは他で得た事は書いてある。

☆僕は変化手順を詰ますにはAの形になっていないと詰まないのでA形にする。
するとそれが功を奏して、作意で応じてくれる。
するとA形では詰まないので、元の形に戻す創り方が非常に好きなのである。
先月11月号(結果稿)大学④小林尚樹作はめっちゃ好みである。

★変化のために突き歩詰になるようにしたら、作意では二歩禁になるので、それを消去するはそうなるので、創ってみようと思ったのである。
その構成として、変化の突き歩詰になるところで作意順になった時に、連続で歩を突いて消したいと思った。
だが、その上手い方法が浮かばず、僕の発表図になった。
それは投稿前に大学担当者とメールでやり取りをしている。
若島氏なら絶対連続歩突き原形消去にするはずだと思っていた。
それが出来るか出来ないかは技術ではなく、その案が浮かぶセンスである。
それは流石若島さんである。
合と移動合で簡単に切り替えていて素晴らしい。

☆でも、この収束ではダメじゃないと思う作品であった。
僕なら配置はゴチャゴチャさせても、もう少し収束はなんとかはするだろう。
だが、なんとかではなく収束はもっと短くまとめるのが理想である。
この狙い自体は14手である。
後、15手でまとめれて29手詰の短大手数にまとめたい。
僕が先にこの狙いで創った時に感じた事なのだが、15手で収束させるのは簡単なようでめっちゃ難しい。
誰か創ってみて欲しい。