コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

発表作=2015・8月号(結果稿)高校24

詰パラ2015・8月号(結果稿)高校24

はて、こんな作品を発表した覚えがないがどう言う事だろう。
………と言うのはふざけたジョークである。
余詰を出しておいて何て不謹慎な野郎と思われるだろう。
余詰を出したのはショックなのである。
真面目一本槍の僕としては、こう言う時だからこそふざけたいのである(笑)。
なので、今日はいつもと違いふざけた事を書くかも知れないので、御了承頂きたいのである。

まず余詰であるが、この筋はしっかり検討していれば危ないと思わなくてはいけない筋であった。
ボーンヘッド的失策であるが、余詰を指摘して頂いた池田さんには感謝したい。

この作品は飛合を正方形で動かしたいと思った作品である。
それだと飛が成不成を限定し難く、何より生飛のまま動かしたいところである。
それだと一段上げて創る事になる。
すると銀が成れるため余詰の暴風雨になるのである。
成立のメドは立ったのだか、駒を置き過ぎの図にしかならないのであった。
そこで計画変更して龍の移動合にしたら、合計で龍を7回動かせたそうなので、それで行こうと思った。
この序盤9手は前例がある手順である。
メインは後半7手であり、それは生かしていると言えなくもないだろう。
まあ、ここ迄は僕らしいだろう。
だけど決定的に僕らしくない点もある。
それはモデルメイトになっていない事だ。
モデルメイトは詰上がりに詰方の利きがダブらない事だが、ダブり過ぎである。
もっとスマートにしないと僕の作品とは言えないのではないかと思っているのであった。