コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

発表作=8月号(結果稿)小学校22

2015・8月号(結果稿)小学校22
この作品は30年くらい前の作品である。
銀の不成移動捨て合を創ろうとした。
銀の捨て合を角銀を売り切れにすれば、不成捨て合は出来るはず。
手順も変化も設計図は簡単に出来た。
配置も微妙な違い以外は余り選択の余地がない。
16と24とを24香で済んだとして、11枚はこれしかないようである。
後は余詰を消す配置をどうするかである。
この作品の原図は当時幼稚園の担当者(その頃は幼稚園は3・5手の学校であった)の馬場さんに余詰を指摘されていた。
修正は容易と言われていたのであるが、修正は容易なれど、いざどうしたらベストかは難しいのがあった。
1枚足して修正したとして、配置はギリギリ許容範囲でしかならないので、気が進まないので、ほかっておいた作品なのである。
今回、柿木にお世話になると、74香・82馬の位置なら、1枚足す事なく修正出来ているようであった。
この作品は配置が気に入らないと言う人は沢山いるだろう。
これは精一杯の配置なのだか、作者自身もちょっとと言う思いは拭えないのであった。