コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

祝!藤井新四段

☆藤井新四段最年少の誕生はビックニュースである。
詰将棋にとってこれ以上喜ぶべき事はないのだが、残念な事でもある。
僕の持論では、半分の人間は詰将棋創作は実戦に大きな害があるのである。
詰将棋創作をすると、香1枚以上棋力が落ちる危険性がある。
詰将棋作家にも色々タイプがあり、創作は必ずしも実戦に悪影響があるものではない。
谷川さんは実際に実戦に悪影響があった経験から、詰将棋創作を禁じているようだ。
僕もそれに賛成である。
藤井新四段には将棋で頂点を目指して欲しい。
僕の言う頂点とは羽生ではない。
羽生さんはほぼ今がピークか、それとも既に落ち始めている。
藤井新四段には、始めは羽生さんが目標としても、将来はコンピョーターと互角に渡りあう事を僕は期待している。
それには詰将棋創作は御法度である。
詰将棋を創りながら、コンピョーターと互角に渡りあうのは不可能。
そもそも、詰将棋創作を封印しても、コンピョーターと互角に渡りあうのは至難かも知れない。
もし、三段リーグで3年くらい停滞したなら、こんな期待はしなかっただろう。
三段リーグで苦労したら、実戦での駆引きとかで地力はより付くと思う。
だがそれはコンピョーターには通用しない。
コンピョーターに通用するには、少なく共、三段リーグは才能で通過しなくてはいけない。
僕は藤井新四段には究極の期待をしている。
だから、詰将棋は創ってもサラッと創るだけにして欲しい。

藤井プロが詰将棋創作をするなら、将棋のピークが過ぎる50歳からすれば良い事である。
残念だが、仕方ない事だと思う。