コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

【作家鈴川優希の分析】

詰将棋作家鈴川優希の分析】

詰将棋作家の鈴川優希氏をご存知だろうか。
鈴川氏は知る人ぞ知る、ナンセンスダジャレ芸人である。
彼は芸人でありながら詰将棋を創っている凄い人なのだ。

一つ付け加えておくが、ナンセンスギャグとはわざとナンセンスを装っているのである。
これはセンスがあるからこそ出来る芸なのである。
……あっ、勿論これは僕の事である(笑)。

★鈴川氏の詰将棋感覚は僕と色々共通するところがあるようだ。
しかし、作風は違うので不思議だ。
僕は素材の生かし方は自分なりの味を出そうとする。
鈴川氏は素材本来の良さを出すのが上手い作家である。
この素材本来の良さを引き出すセンスの良さは、僕は作家の中でナンバーワンだと思っている。
……と、勿論これはお世辞である(笑)。

☆この素材本来の良さを引き出していると、素材本来の良さがある素材は、他の人が発見する事がある。
すると類作で被る事になる。
僕は類作の場合、先に発表した人が偉いとは思ってない。
その人は運が良かっただけの話である。
僕は完成度の高い図の方に価値があると思っている。
しかし、後発作品はたとえ優れていても発表価値がない。
これは当然である。
ならば、素材本来の良さを出してこその素材は、後発作品のために、やっぱ最初の図が一番良いと言われるようにしたいものである。
その点、このタイプの作品は常に鈴川作は完成度が高いと思っている。
……とこれはお世辞ではない。
僕がそう思っているだけである(笑)。

★鈴川氏は以前ブログ出題をしていて、僕が何度か改作案を出したりしていたが、あれは素材本来が大した事がないと思ったからである。
素材自体が大した事ない場合は、作者の味を出す方が有効である。
これは僕の方が得意だからこその改作案である。

☆そんな僕の尊敬する鈴川氏がTwitterで作品集を出すような事を書いている。
出版されたら、是非とも欲しい一冊である。
その期待の作品集が完成したら、ブログに懸賞出題をするはずである。
僕はそこで懸賞の本をゲットしたいと思っているのである(笑)。