コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ2017・7月号結果稿より

★昨日は大ニュースがあった。
都議会選の自民党惨敗である。
藤井四段29連勝がストップではないのである(笑)。
今回の自民党惨敗は自民党の負けでなく、安倍政権にノーを突き付けたものである。
政策の良し悪しは問題でなく、疑問点がある政策とかにしっかり説明する事もなくゴリ押しする政権はダメである。

☆藤井四段は負けたのは残念だが、佐々木勇気五段は棋士として立派なのに感心するばかりであった。

詰パラ2017・7月号の結果稿の作品について。
小学校=⑳上谷直希作。
今年、看寿賞を受賞していい気になっている人の作品である(笑)。
これ氏らしくて凄く良いと思った。
しかし、解いた時は気付かなかったが、57や27の合は僕は有効合だと思うな。

中学校=⑰山路大輔作。
金銀入替えが狙いであろう。
僕は中々解けなかったのでもっと高い点が出ると思っていたが意外な低得点。
僕は作品の造りを間違った結果だと思う。
この狙いならもっと低い得点になっても良いので、手を簡略化すべきだったと思う。
つまり52飛と73龍の配置が思わせぶりだと言う事である。
43角とか期待させる配置は金銀入替えの狙いには不用。
金銀に働きかける以外の手を不可能にした方が良い図になったと思う。

詰将棋作家とプライド

★僕は詰将棋作家は一般人に比べるとプライドが高いのではないかと思っている。
と言うより最もプライド高き集団だと思う。

☆僕はどうかと言うとプライドが高いどころかプライドがない。
人は人から良く思われたいと思っていない人間などいないと思っているのではないだろうか。
だがそれは間違いだ。
僕は人から良い人間だと思われたいとは全く思っていない。
そう言う人間もいるのである。

詰将棋作家にプライドは必要か。
僕はプライドが高い作家の方が良い作品を創れると思う。
だから、プライドは必要だと思う。
だが、人間としてプライドの高い人間は嫌いである。
僕は自分自身は人一倍プライド高い人間なのだと思う。
しかし、僕はプライドの高い人間は嫌いなので、人からはプライドが高いと思われたくない。
僕は人から悪く思われたくないのである(笑)。

☆そこでこのブログは冗談が多くなる。
僕はプライド高いと思われないようにするために、冗談を言っているのである。
冗談抜きで、プライドが高いと思われないためなら、僕は他はどんなに悪く思われても構わないのである。

★このブログには一つ問題がある。
自分のブログだけでなく、他の人のブログに対するコメントやTwitterもだが。
それは冗談の度が過ぎているからである。
しかし、これは冗談の度の限界に挑戦しているのである。
限界に挑戦する事でプライドをかけているのである(笑)。

☆あっ、この記事は24時間以内に消滅する……かも知れないのである(笑)。

詰パラ2017・7月号結果発表作

詰パラ2017・7月号結果発表作】

★今月号は自作の結果発表作が多く発表作がない月もある。
鈴川・武島両氏もこの傾向がある。
ムラなく多くの作家の作品を採用するのが理想であろう。
……と、僕は思ってもいない事を言う人なのである(笑)。

幼稚園③
実はこの筋で曲詰で創って中学校に投稿したら返送されて来た。
紛れ不足とか。
その図は冷静に考えたら、飾り駒防止に無用な2手を入れている。
そこで、曲詰にするのを止めてみた。
変化・紛れは工夫する事が出来るので、紛れ不足は解消された作品にはなっているはずである。

中学校⑯
手順は超お気に入り。
四段目の配置がなければ半期賞物なんだが。
これがあるので収束の意外性がなくなったのだが、配置効率はこれが精一杯かと思う。

短大⑳
繋ぎの駒取りが多いのが不満。
57銀を取る形だが、ここは駒取りしか逆算は出来ない。
特に難儀したのが他の形の検討である。
もう少し良い逆算が出来そうな形にすると詰まないだろうと思った形がギリギリ余詰んで行く。
ここで相当な時間がかかった作品である。

大学院⑧
終6手目に変同がある。
僕は以前このブログに終4手目、投稿図にも終4手目と書いているが正しくは終6手目であった。
これは僕は算数が弱いためである。
この変同は気付いた時点でボツにする。
最終手余詰も曲詰では気になるとこなので55か54辺りを角にする予定であったが、これも上手く行かず。
この2点は作家としては許せないものがあるが、ボツにするのは可哀相と思い投稿する事にした。
解説では創作の動機とか、キズに対する作者の心情に多く誌面が割かれているが、これは作家に取ってありがたい解説になっている。
後、横一文字は既に大学に投稿中である。
大型曲詰なので大学院の手数にしたかったのだか、ギリギリ伸びなかった。
3作中一番お気に入りなので採用されるのを楽しみにしているのである。
それから、縦一文字だけ詰上がりに絶対性がないのは不満なのでもう一度挑戦したのだが、縦一文字は詰上がり絶対性保持の素材は中々ない。
結構な難易度があるようだ。
現在は素材すら出来ていない状況である。

詰四会作品展①
僕は完全な詰四会には部外者である。
小林尚樹さんが「ア」の字を担当する事になったと聞き、大丈夫かよと思い創ってみた。
小林尚樹さんは曲詰が苦手だろうと思い、余計な事をしたのだか、余計な事が好きなので仕方ないのである。
難易度であるが後半は易しいはずである。
前半は手順的には同じテイストなはずだかアヤが多く難しかったようだ。
ただ、解答者数の話としては、他の3作も難易度は同じだろう。
一番なので客寄せをしなくてはいけなかったとは言えるが。
僕は「ア」と聞いただけで一番とは聞いていない。
が、アなら多分頭だと推測は付く。
初めから予備作のつもりなので、そこまでは考えていないのである。
合が入ってないのも予備作として勘弁してもらえて、4作組局として来嶋さんも喜んでもらえたならうれしいのだが。

神様が願いを叶えてくれるなら

★もし僕が看寿賞選考委員だったらどの作品に投票しているか。

短編=上谷作。
中編=小林尚樹作。
長編=久保作。
にしただろう。
あっ、石黒さんと9月号武島作が加わる以外は同じだ。
因み中編は小林尚樹作が抜けていると思う。
多分、選考委員以外で小林尚樹作を推す人は、小林作が抜けていると思ったのではないだろうか。

☆ここで神様が現れて、短中長編1作ずつ好きな作品の作者にして差し上げましょうと言われたとする。
ま、宝くじが当たったらどうするかみたいなもんとして、聞いてちょ。

短編=9月号武島作。
中編=かめぞうさん作。
長編=都煙の吉田作。
にしてもらう。

自分が看寿賞に投票する作品じゃないのである。

★ここで思う事。
看寿賞作家にはなりたくないな。
そこで、神様にお願いするのは、看寿賞作家にはならないようにしてくれ……なのである(笑)。

☆尚、この記事は24時間以内に消滅する……かも知れないのである(笑)。

これが詰将棋作家だ

☆今月号ではこれが書いてあって欲しいと願っていた事があるので探した。
あった!

★まずはEOGさんのブログの去年の10月の記事を見て欲しい。
9月号高校の武島広秋作である。
これについて北浜さんに書いて欲しいと思っていた事が、全く僕の願い通りに書かれている。
詰パラ7月号28ページ中段4行目~12行目がそれである。

☆素晴らしい一言(文と言うべきか)である。
これが詰将棋作家の言う事である。
繰り返す。
これが詰将棋作家だ。

★9月号高校の武島広秋作は名作中の名作と言える作品である。
そして、ラッキーな事に看寿賞には選ばれなかった。
これで次の短編名作選に必ず選ばれる事となる。
(注=短編名作選は看寿賞作は除外される)
ここで武島氏の気持ちを代弁しよう。
看寿賞より短編名作選に載る方が嬉しいと。
何故、こんな事が書けるのか。
それは、ホンマもんの超一流作家はこのブログを読まないと思っているからなのである(笑)。

邪魔駒消去

★解答選手権の相馬作は邪魔駒を消すのだが、これは行きがけの駄賃で捨てたくなる駒だよな。
意味は分からなくても消しておきたくなる。
あっ、これは今年の相馬康幸作の44香の事である(笑)。

☆そう言えば、去年の相馬慎一作も15歩も邪魔駒消去だった。
あの15歩も行きがけの駄賃で消したい駒だよな。
ただし、相馬慎一作は17銀のお陰で26銀がモーレツに指し難い。
17歩のような配置だったら簡単に解かれていただろう。