コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

裏短コンの解答締切り

★ほっと氏のブログで開催されている裏短コンの解答の締切りは今日のようである。
実はまだ出してないのである。
でも心配はいらない。
締切りは延長されるのが恒例なのである。
……と思って良いのは僕だけなのである(笑)。
締切りは守らなくてはいけないのである。

☆そのほっと氏のブログの11月号の記事に表紙作を解くのに20分もかかった事が書いてあった。
これには笑ってしまった。
僕なんか5分である。
……5分で解けなかったので柿木で答を見たのである(笑)。

★この作品、普通に初手23金、同玉に34金だと14玉には35金しかなく、合駒は詰みそう。
23玉が詰まない?こうなるなら14玉で12玉は?
紛れとしては有力だが僕は早い段階で捨てた。
短編的じゃないので読む気にならないからで、次に読んだのが21金、同玉、31金、同玉、33龍で飛合が最善ぽいが作意らしき順はなし。31金に12玉を読むも詰まないよな。
次に読んだのが14桂、同歩、12金でこの手は詰将棋をやっていたら直ぐに見える手である。
それから指すなら23金、同玉、34金しかないのだが、この時点で4枚あった持駒を投資してゼロ。
この持駒がなくなる不詰感がこの作品を難解にしているのである。

★僕は表紙作は煩雑な変化がなく易しい方が良いと思っている。
紛れも詰まない順は簡明であるべき。
この作品は煩雑な変化もなく、紛れの不詰順は簡明でこれは表紙に理想である。
それでいて易しいのは仕方ないって事である。
それで簡単に解けないなら理想な作品になる。
ただ一つだけ欠点は以前に書いたが表紙としては悪形になるだろう。
悪までも表紙としては悪形で詰将棋としては好形である。
形良し手順良しの表紙向きの好作品と言えるだろう。