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詰将棋作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

簡単詰将棋創作入門

☆前々から詰将棋創作初心者のために、詰将棋の作り方について書いてみたいと思っていたが、ネックが2つある。
一つは図面をアップ出来ない事。符号図面では誰も読んでくれないだろう。
もう一つは僕自身が詰将棋の創り方を知らない事である(笑)。
これでは書ける分けないのだが、書いてみる。まあ、誰も真剣に読む人はないと高を括っているのである(笑)。

詰将棋創作初心者のための入門講座】
★初めて詰将棋を創るなら、守備駒移動がお勧めである。創り易く、詰将棋と言えるものにはなる。
守備駒が動く事により詰み又は詰筋が生じるならば、捨て駒でその駒で取らせて移動させるのである。
とりあえず例である。
31玉、32馬を置く。
32馬が22馬になると詰む形を想定してみよう。
詰方12と、52とに持駒金銀。
22に銀を捨て32馬が22に行けば42に利かないので、42金迄の作意が出来た。
これだと42銀でも詰む。
これを詰まないようにするにはどうするか。
これを考えるのが詰将棋創作の楽しさである。
方法はいくつもあるだろうが、52とを24角にすれば42銀では詰まなくなる。
ここからが詰将棋創作で、詰将棋創作の面白いところはさらに面白くならないかと考える事である。

☆ステップアップとして初心者にお勧めは紐なし捨て駒にする事である。
どう言う意味かであるが、この場合なら22銀に詰方の利きをなくして、玉に取れるようにする事である。
12とを銀にしてみよう。22銀が玉でも取れて感触が良くなるのである。
それでは詰まないのであるが、25桂を置けば22同玉に13角成がある。
だがこの図は不満を感じて欲しい。
25桂は変化にしか働かないのである。
このような変化にしか働かない駒を極力なくすのが、良い詰将棋を創るコツである。

他に方法はないか考えてみよう。
32を馬でなく金にしてみる。すると11と、24馬の形で22同玉は21金で詰む。
初めの予定の駒でなく、他の駒にしたらどうかと考えるのも詰将棋創作のコツである。

★ステップアップ2としては守備駒移動させる駒をもう1回動かしてみよう。
この例図なら32金を42金にして32銀、同金とする手順を加えてみよう。
どうすれば出来るか。問題は32同玉である。
35桂を置いてみれば、23馬で詰む。
これは先程書いたが、35桂が変化にしか働かないから良くない。
だが、駄配置になったからと言って、即その方法を捨ててはいけない。活用出来ないか考えてみるのがステップアップになる。

☆ステップアップ3
変化のために置いた駒を作意に活用してみよう。
これは初心者には難しいので、答を書いてしまう。

持駒 金銀銀
玉方 14角、41玉、52金、62歩
詰方 21と、34馬、45桂以上7手詰。

作意で23桂か43桂と捨てる事にすれば、変化にしか働かない駒はなくなる。
どうすれば成立するか考えるのが詰将棋の楽しさである。
この図は例であり、さらに面白くならないかと考えている内に良い作品になるので、一度も詰将棋を創った事がないなら、試しに詰将棋を創ってみて欲しい。

★一応ステップアップ3迄出来るようになれば、そこそこの詰将棋は出来るようになるのである。
これを読んで、詰将棋創作は簡単だなと思って、創り初めて、将来大作家になる人はいてもおかしくないだろう。
……と思いたいのである(笑)。