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詰将棋作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

スマホ詰パラNo.6721

スマホ詰パラNo.6721に僕の作品が採用された。
持駒 角金歩
玉方 11玉、24金、26龍、34角、41金、46銀
詰方 13桂、53飛以上23手詰。

この作品の創作のスタートは想像つくだろう。
11玉で詰方13桂、53飛。持駒 角金。
これで44角と打てば33銀合になる。
銀以外だと22金で簡単だからである。
それが素材としたらどうまとめるか?
まずは33同角成、12玉で23金の手を防がなくてはいけない。
マズイ事にこの筋は玉方駒1枚利かしたのではダメ。2枚でも苦しい。
3枚利かせるようでは良い素材とは言えない。
なので簡単に銀の中合が出せるのに前例が意外にない素材かなと思っている。

とりあえず以下の手順をどうするかだが、色々考えて持駒歩を加えたら、33同角成、12玉、11角成と持駒変換が出来そうに思えた。
21桂成、同玉、22歩、12玉で持駒角金なら詰まず、持駒金銀なら詰む形は可能だからだ。
因に23には玉方の駒が沢山利いている(笑)。

収束は41金を置くだけで都合が良い手順があった。
いかにもよくある収束だが、42に捨てて51龍、41金合の手順は沢山ありそうで少ない。
逆算しようとしても、最後11龍で21龍とか42龍の余詰防止にいくつか駒を置けなくてはいけない。
駒を置いてまで逆算する気にならないだろう。
余詰防止の駒を置かないででは、可能な逆算が極めて少ないのである。
この収束は序盤の成立のために、やたらと23に利かしているが、それが生きている収束なのでベストの収束なのである。

この作品は初め26龍・46銀が25龍で完成したと思った。
それだと5手目22馬、同玉、21桂成、同玉となり作意と同じ順でも詰む。
非限定で済ませる事も出来るだろうが、これを消したら玉方の4枚の駒が凄く印象が悪くなっていまった。
他の配置はなくはないのだが、玉方4枚はどうしてもいるので似たり寄ったりである。
まあ、24金25龍34角で何のキズもなかったら本誌に投稿していたであろう作品である。