チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

柳原詰商事入社問題

こないだYANAGIと言う人のツイートにこんなのがあった。

玉方 33玉
詰方 44香、55馬
こんな形から「43香不成」の開き王手で作品はできるか?

詰将棋を創れば良いようだが、意味不明であった。
これはどうも柳原詰商事の入社試験問題のようである。
それに関する文書があるので公開する事としよう。
一見良い作品を創れば良いようだが、どうも違って相手の心理を読む問題のようで、 100点満点の採点のようだ。

『吾輩は柳原詰商事の人事部長である。
名前はまだない。

43香不成問題の解答例である。
まず、打歩作品の解答は0点である。
「作品はできるか?」と言うニュアンスから成立が難しい方法と推理出来る。
打歩禁ルールを使用すれば簡単に出来る事なので、それなら作品を創れとしているはずである。
本来なら0点であるが、S氏の図は作図センスを感じるので、特別に5点を差上げる事にする。

次に一番最初のツイートの「イージーでしょ」の解答。これは0点以下である。
出来るかどうか全く考えもせずイージーとは論外である。マイナス100点に値するが、今回はマイナスは10点迄とした。

これはまず創ってみる事が必要事項。
まず43香不成は成の違いは41に利いている事で出来る。
42香成や不成は取る事が出来る。
では、43香不成と41香成の違いはこれが難しい。
43香不成は41に利かすため(又は41香成とするため)だと玉は31に来なくてはいけない。
すると41香成とすると31に玉が来れないのである。
41香成には32玉から41から取ってしまう形を作りたくても、43香成とされると行けない。
個々に変化を作るとかで対応するしかなく、これは43香不成を成立させるだけでも難しい問題なのである。
勿論大駒遮断と言う方法はあるが、それは打歩にするよりイージーである。
模範解答であるが、打歩や大駒遮断や4筋に駒を置かずに作品を創れば90点である。
それをこちらが改良点が浮かぶようにわざと悪く創れば100点で、この解答者は即入社内定であった。

作品を創らずとも、打歩や大駒遮断以外の成立が難しいと言った人には70~80点の採点になっていたが、一人も解答者は無しであった。

次に名無し名人ブログの人。
まず打歩以外で創るように言っているのでまず5点。打歩以外で創る事が書いてあれば一律5点になっていた。
後は理想の作品を書いていて、これが弊社の考えと同じである。これは本来なら高い点数なのだが、今回は実際にどうするかと言う問題であったので10点迄となった。合計では15点になる。

そして大駒遮断で43香不成の図面の三輪氏は10点である。
何故10点の点数が付いたかと言うと、大駒遮断以外の創り方が難しいと言っているとも取れなくないからである。
打歩にせずそれより易しい大駒遮断にしているのが、そう判断した理由である。
単に下手なだけかも知れないが。
だがこの人は最初がマイナス10点なので、現在は0点である。

さて今回は内定者はいない。
又、入社問題を出題する予定で、今回の点数は加算されるので、次回の応募をお願いしたい。』

と言う文書であった。
出典は秘密である。