コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ2019・7月号(結果稿)

詰パラ2019・7月号(結果稿)高校。

☆高校⑯石川英樹作。
最遠地移動(最隅)を不成でとは凄い。
後も巧く半期賞候補の得点が出るかと思ったら意外な低得点。
ほぼ2.7だから低得点ではないが、予想より低い点であった。
最遠地移動なら6筋より左に駒を置きたくないが、持駒なしではこれが限界だろう。
31角も残念だし、これらがないなら高得点で判断賞確実だが、作者名からこれで精一杯なんだろう。
これでも半期賞候補に入ると思うが、5月号は意欲作ばかりで半期賞予想する作品が難しい。

★高校⑲渡辺直史作。
これは好みのど真中。
実質5香連捨てをこんなシンプルな仕掛で出来るとは。
これだけ好みだと得点が楽しみになる。
えーと何位かな~。
ン➰ン?最下位ジャンかよー(笑)。
香を打つ理由は51金と65金の2枚だけ。
中合処理は23桂と25桂だけ。
これで出来るもんなんだね。
この収束は担当者の言うように10手目42玉の方が手順は良いが、それだと5連捨てとは言えなくなるので、出来たとしても反対である。
2・3筋は中合い処理の関係で駒を置けない。
収束手順は創れなさそうである。