コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

カーリング女子銅メダル

★昨日はカーリング男子決勝とカーリング女子3位決定戦を要所だけ見た。
要所だけなのはカーリングは技術的にどこまで出来るか、その難易度も分からないので、戦術的に何をしたいのか分からない事が多いくずっと見るには忍耐がいるのである。

☆男子決勝はレベルが高いのに驚いた。
先攻なら最後ミスをしたら2・3点になる形にする。
後攻なら3点以上を目指し、相手の最後1投では2点に収まれば良しの投球をさせる。
これが基本戦略。
僕の素人考えだと第1エンドで後攻を引けば掃除戦法で必勝だと思う。これは最初の2投は外に出せないルールがあるので、あながち間違いではないのかな?
それでも先攻で1点を取らし、後攻で確実に1点を取れば勝てるから第1エンドエンド後攻が絶対有利と思うがそんなに甘くはないか。
でも終盤3エンド迎えて1点リードすればこうなると思う。

★と言う風に考えていたら、女子3位決定戦はその戦いになった。
で9エンドでは日本同点先攻。
ブランクエンドにされたらほぼ負け。
1点取っても、最終エンド1点取らされて、延長戦後攻持たれて相手絶対有利。
9エンド日本最後の1投ではガードストーンのみ。
日本の出来る事はガードストーンの裏に隠して安全に1点を取らせるかブランクエンドを狙わせてミスを誘うかで、それは出来た。
でもブランクエンドにする事は簡単ではないが難しいくはない難易度だと思う。生板の鯉状態。

☆そこで日本としてはイギリスに1点を取られて逃げ切られた方が嫌だったと思う。
ブランクエンドにされたら負けとしても、どうせ負けるなら紛れがあった方が良い。
結果ブランク失敗でスチールになった。
僕は結果論じゃなくイギリスはドローして安全勝ちを狙うべきだったと思う。
男子のアメリカやスェーデンチームならブランクエンドにするのが当たり前とばかりブランクエンドにしただろうけど。

★そこで最後エンド日本1点リード。
1点取らして、延長が後攻で確実に1点を取れば勝ち。
野球の最終回1点リードと同じくらいの勝利の確率と思う。
しかし、最終1投前にミスで相手にナンバーワンストーンを残してしまう。何もしなくても1点献上でさらにナンバーワンストーンを作られたら負け終了。
こう書くと大ピンチなのだが、ミスとは言えナンバーワンストーンに触らずナンバーワンストーンは作れない形になっていた。
つまり2点を取ろうとしたら、自分のナンバーワンストーンをぶっ壊して相手にナンバーワンストーンを与えてしまう危険性があるショットになってしまう。
何をしなければ延長戦に入る事が出来る。
イギリスどうするか?
これは選択肢はない。2点取りに行くのが絶対手である。相手のミスでしか勝ちが期待出来ないのと、自分の技術で勝ち負けが決まる二択なんで後者しかない。

☆どうしたら2点になるか予想出来ない形だったので、僕は失敗を祈るより興味の方が高かった。
予想としてはぐしゃぐしゃとした感じで日本の石がナンバーワンに残る気がしていたが、予想は大外れだった。
ぐしゃぐしゃじゃなくイギリスの石も日本の石もふっ飛んで外に行った。
しかし、一つだけ日本の石が中に向かったのである。
日本歓喜の一瞬であった。

★で、ここからが本題だけど、藤澤五月選手は可愛い。
特に競技中は100倍可愛い。
他のメンバーも可愛いし、競技中の声が又いい。