コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

金と銅

☆平昌五輪、最後に金と銅。(まだクロスカントリーが残っているけど)

★まず、女子マススタートの佐藤綾乃選手が転倒に巻き込まれたのが残念😭
高木菜那選手金メダルを取ってくれたからまあいいか。
素晴らしい!おめでとう🎉

☆マススタートとパシュートを見て思ったのは、スピードスケートは先頭を滑る風圧の不利は相当なもんだなって事。
競輪もそうだけど。
それがパシュートはチーム戦として面白い。競輪もちょっとしたチーム戦としての駆け引きがある。
マススタートも二人いればちょっと組む事になる。
男子マススタートは韓国の選手が優勝候補だったみたいだが、戦略で優勝確実にしていた。
二人が飛ばしていたが、この二人は入賞狙いのポイント稼ぎ。競馬で無警戒の二頭が大逃げで後で有力馬が牽制し合ってその二頭が残っちゃうなんて事があったりするけど、そんな展開。
で、それがなかったとして二番手先頭が実質の先頭選手。
その先頭は韓国の選手が勤めていた。
本命選手を優勝確実にするための戦略だったようだ。

☆佐藤選手が決勝に残ったら、どうなってのだろう。
日本の場合狙うのはワンツーだったので一人を捨て石にはしない。
その戦略は練っていたとは思うが、全ての状況に対応するのは難しいのでどうなっていたかは分からない。

★で結局、高木選手は一人で戦う事になってしまった。
でも戦略は分り易くなった。
オランダ選手のマークである。
この選手が不調に終わったら高木選手も沈んでいただろうけど、オランダの選手が強くて良かった。
マススタートの優勝は他力本願のところが気にいらないが、高木選手はスケート技術を見せ付けた優勝なのが素晴らしい。

☆高木菜奈選手は後にピタリと付く事が出来る最強のマーク屋。
いつどこでスパートされてもピタリとついて行ける走力+技術。
そして最後は一瞬のミスを逃さない対応力。
実際、オランダ選手が最後の大きく膨らんだのでインを突いたのだけど、あれ大きく膨らんだのでインに入れのではない。
膨らむ直前に予想をし、ちょっと外に振れた瞬間にもうインに入っている。
しかもそのあとに後のキム・ボルム選手に抜かされないコース対応もしている。
高木姉妹の妹の走力と姉のどんなペースでもピタリとついて来る走力+技術がパシュートには最高なんだね。

★で、そのパシュートでキム・ボルム選手はパシュートでは考えられない一人置き去りをして韓国人から批判されている選手だよね。
銀メダルなのに観客に土下座しないして謝っていたけど、良い選手じゃん。
パシュートはチームと選手を揃えられなくて練習をしていないだけの事。
そんなんでは助け合う以前に、まずは自分の出来る事をするしかないので、それを応援してもらう味方に批判されて可哀相。