コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

煙詰創作練習②

詰パラ11月号には煙詰創作練習問題が二つ載っていたのである。
一つ前記事のちえのわ雑文集である。
もう一つは大学院④菅野哲郎作。
ちえのわ雑文集は残り駒の逆算問題であったが、菅野作は収束3枚にどうしたら出来るかである。

☆僕はこれは面白いと思いやってみた。
しかし、直ぐ止めてしまった。
止めたのは添川氏なら簡単にするだろうと思ったからである。
決して中々出来なかったからではないのである(笑)。

★添川氏なら簡単に出来ると思うのは僕だけでなく、皆も同じはずである。
作者の菅野氏は添川氏なら煙に出来るか聞きたいと書いている。
文章としては違うが、意味はこの表現で間違いなかろう。
僕は添川氏なら簡単出来るとは思ったが、実際に創るとは思っていなかったのである。
超一流作家は人に出来るかと言われてもホイホイとは創らないと思っていて、超一流である添川氏はホイホイとはやらないと思っていたのである。
しかし、12月号を見たら添川案が載っているではないか。
これには作者の菅野氏は当然として、僕も添川氏がこれに応えてくれたのは嬉しくなったものである。

☆これもし、僕が添川氏の立場だとしたらどうか。
僕は自分だけが認めるチョー一流作家である。
チョー一流作家は人から出来るかと言われた時は、ホイホイとやるのがチョー一流作家なのである(笑)。

★大学院発表作は煙詰が可能なようである。
この趣向手順は煙詰には超優秀である。
作者の菅野氏は是非煙詰にして完成させて欲しいと願いたい。

☆添川氏案は二つあるが、僕は絶対2案にするべきと思う。
2案にする絶対的理由がある。
1案では桂跳ねが1回ない。
規則性が崩れるのは構わないが、趣向で消える駒は全部同じ趣向で消えるのが一番良いからである。