コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ2017・11月号(結果稿)から

詰パラ2017・11月号(結果稿)より、順番で次は高校だが今月は好作はなさそうである。
一応、水谷作は2.70だが、これは水谷作としては駄作の部類だと思う。

☆短大は無難にまとまっている作品ばかりで、僕は短大では意欲作の採用を望みたい。
短大は早期採用の徹底から、入選基準は出来ない。
好作ばかり送られてきたら、かなりの作でもボツにせざを得ないし、逆に好作が少なければ、今一でも採らざるを得ないからだ。
そうまでして早期採用する必要があるか。
僕はそうまでして早期採用して欲しい。
好作過多で返送されたのなら、再投稿すれば良いのだから。

★早期採用云々を別にすれば、僕は今月の作品は短大にはいらないと思う。
そして、デパートにはもっと向かないと思う。
つまり、今月の短大の作品は不採用レベルだと言いたい。

☆……と、これを読んだ人は思うだろう。
しかし、真意は真逆なのである。
短大には不採用にした方が良いとは思っているが、発表レベルにないと思っている分けではないのである。
むしろ逆でこのタイプの作品の発表の場が失われては困るのである。
(今はスマホ詰パラがあるが、それはやれない人も多くいる)
このタイプの作品と表現したが、まとまりはあるがさしたる狙いもなく、ただ詰ませて心地好い作品で、僕はコージー派と呼んでいる。
これは呼び方として適切かは分からないが、推理小説にコージー派があるので、それを使っているのである。

★僕は詰将棋の主流はコージー派であるべきと思っている。
詰将棋は狙いなんか無くて良い。
詰将棋は詰ませて心地好いならそれで良いと思っているのである。
そしてそれが主流であれば、論理重視の作品がより面白くなると言うものなのである。

☆今月の短大の作品は短大で採用される事なく、コージー派コーナーを設けて、そこで発表されるのが理想だと言いたいのである。
僕は前から、易しい中編の発表するコーナーが必要と言っているが、実は今月の短大作品くらいの難しくない程度の作品の発表コーナーを本当は望んでいるのである。

★ここ迄読んで、僕の本心が分かったと思ったと思う人は大間違いである。
易しい中編だろうが、難しくない程度の中編だろうが、そんなコーナーが出来る事は絶対にないと思っているのが本心なのである(笑)。