コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

2016年下半期賞予想 短大・大学・大学院

【2016年下半期賞+名無し名人賞予想 短大・大学・大学院】

★短大=10 鈴川優希作。
この担当者は平均点は半期賞予想の参考にならないが2.8以上を探した。
……あれ、ないな。
じゃ最高得点作はと……
3 三輪 勝昭作である。流石である(笑)。
ん? 得点は2.796でこれ普通なら四捨五入されて2.80になるはずである。
この2.8は例え四捨五入でも、2.79とではイメージが段違いなのだ。
これは5 山路大輔作が2.794なのでこうなったのである。
山路氏は余計な事をする人なのである(笑)。
なんやかんやで10 三輪作は2.8なのである。
でもこの作品何でこんな高い点が出たのだろう。
僕は作品を創っていて、易しくて気持ち良ければ満足なのでそれが評価されたのだと思っている。
この作品はどう考えても半期賞と言う感じではない。
高い点が出るけど半期賞は獲れないのは、結構嬉しいのである。

10 鈴川作であるが、遠打を成立させている61角を初手で打ち最後に捨てる工夫は良し。
……何だけど、この作品については次の記事に書く予定なので、お楽しみに。

名無し名人賞=4 鈴川優希作。


☆大学=4 小林 尚樹作。
12 山路 大輔作。
今月号(3月号)の担当者の選題の言葉であるが、受賞級の作品を採用し過ぎた事を反省しているようであるが、僕は良い作品はドンドン採用して行くべきと思っているので良かろう。
で、こう書いておいて1作受賞なら僕は鬼だと思う。冷血漢である。
久保氏の性格はその逆かと思っている。
ズバリ3作受賞があると思っている。
一応、予想は2作にしたが。

4 小林作は2.71しかないが原形戻しの面白さを生かした看寿賞級の傑作だと僕は評価している。
ちょっと変化が難し過ぎるのが難点なだけである。

12 山路作は持駒消費の手順に無理がないのが素晴らしい。

名無し名人賞=8 かめぞうさん作。
名無し名人賞の予想をしていて、自分の好きな作品を上げているだけな気がして来た。
5枚の桂を合駒させて、その桂を全部捨てる。
捌きが主眼の作品は僕が一番好きな詰将棋なのである。


★大学院=8 馬屋原 剛作。
10 久保 紀貴作。
2作受賞予想である。
1作にしろと言われたら、これどっちを選ぶのと言いたい。選びようがないのでは。
そう言う時は良い方法がある。
どっちも選らばないのである。
そして、平均点2.90の三輪 勝昭作を選ぶのである(笑)。
勿論、これはボケなのだが、どっちも選べないと書いたが、実は僕は久保作の方を評価している。
僕は「原形戻し」手法について幾度も書いて来たが、これは局面対比である。
何手目と何手目は1点違うところがありますよと対比する事。
久保作はこことここを対比して見てくれと言うのが明確に分かる。
「原形戻し」手法は対比局面が明確に分かる事が重要である。
その点、久保作は素晴らしい。
もっともそれが狙いだから当たり前なのではあるが。

名無し名人賞=9 桃燈作。
これ結構好き。
しまった。名無し名人賞予想でないのがバレてしまった(笑)。


追記=高校の名無し名人賞予想に21 志賀友哉作を追加する。
この作品があるのを忘れていた。
変更したいがメンドクサイので追加とする。