コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

絶好調野々村禎彦

★野々村禎彦と言う作家が絶好調である。
10月号の結果発表でも、ん作の結果発表がある。
注=何作か計測不能(笑)。

☆NONO氏はさぞ10月号を楽しみにしているだろう。
だが、Twitterによると氏にまだ届いていないらしい。
可哀想に思い、よし!さらに追い討ちをかけようと、悲報をツイートした。
まずは大学の作品はなくなった事。
それからである、表紙の短評に見え透いたお世辞を見付けたので、これは今、報告するのがナイスタイミングだと思いツイートした。
すると直ぐ、竹中健一氏よりこれは本音だとツイートが入った。
落ち込ませる狙いが、これでは逆に気分を良くしてしまう。
僕は余計な事をしたのである(笑)。

★その表紙作であるが、僕は感心してしまった。
まず、13金が見えるが同金で全然ダメである。
それを8手進めると32金が33金になっている。
これで13同金は22飛迄で詰む分けだ。
僕はこのように配置を1枚だけ変えて元に戻す創作手法を「原形戻し」と呼んでいる。
注=1枚変われば原形でないが、その1枚以外原形と言う意味である。
つまり初形と8手目(初形と6手目もそれに当たる)では32金が33に移動しただけの形(実際は32の金が移動したのではないが)になっている。
これは作者が意識して創作したところであろう。

★僕はこの原形戻しの手法が凄く好きで、野々村氏は復活組のようだが、大変期待出来るのである。
紛らわしいのは困るのでお世辞抜きに言おう。
今後の作品を〈そこそこ〉楽しみにしているのである(笑)。