コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

プロ野球ネタ

プロ野球は今年からコリジョンルールなるものが出来たようである。
日本が独自のルールを作る分けないと思っていたら、大リーグでは既に採用されているらしい。
大リーグってなんだ、だけど昔はそう言ってたのにいつ変わったのか?

僕はこのルールはやっと出来たと思っている。
初めからこうしなかったのが不思議なくらいである。
これ攻撃側に有利になるようだが、実際には守備側のためのルール。
確率的には今迄アウトになっていたのが、セーフになる可能性は高くなる。
しかし、守備はし易くなる。
捕手はベースの前に立つか、またいで半身になるかしてボールを待ち、捕ったら即タッチに行けば良い。
難しい事はない。要求されるのは外野手のコントロールである。
今迄本塁のクロスプレーはスリリングであった。
コリジョンルールでそれが半減されるか?
そんな事はない。益々スリリングになると思う。
今迄は色んな要因でアウトになったりセーフになったりしていたが、どっちが早いかが重要になる。
これはわずかな差で勝負が決まる。
その方がスリリングだと思う。
それから誤審も少なくなるだろう。
プロ野球の審判は酷い誤審が当たり前になっている。酷過ぎるんだけど、仕方ない面もある。
見なければならない事が多いからである。
どちらが早いかだけ見れば良いなら、プロの審判なら間違えない。
コリジョンルールはビデオ判定をしてるみたいだが、僕はビデオ判定は賛成である。
僕はビデオ判定は審判技術を向上させると思っている。
守備妨害とか走塁妨害とかは難しい。
プロ野球の審判が誤審が多いのは色んな事を見なくてはいけないため。
ビデオで判定出来る事はビデオで判定すれば、単純な事の判定の精度は極めて上がるはずである。

コリジョンルールの判定はもめる事があるだろうが、解釈が定まっない内は仕方ないだろう。
慣れればプレーする方も、判定する方も、見る方も分り易くなるはずである。
僕に言わせれば、捕手がベースをふさぐルールが許されていた事が不自然で仕方ない。
これは詰将棋の2手長駒余りを変化にするルールと同じくらい不自然なルールだと思う。
この記事はこれを言いたかったのである(笑)。

コリジョンルールは新しいルールでなくて、明らかな走塁妨害なのを走塁妨害にするようにやっとなったのである。
バカなルールは長く続いていても、改善されるのは時間がかかる良い例である。

コリジョンルールでもう一つ言いたい事がある。
走者はタッチを避ける走塁はアウトにして欲しい。
勿論、そうなっているが厳しく判定して欲しい。
本塁はタッチを避ける走塁は全てアウトにするルールにして欲しいのである。
三塁を回る時には膨らむのは構わないが、真っ直ぐ走らないとアウトにすればコリジョンルールは完璧である。
まあ、そこまで頭の回る人は野球機構にはいないだろうが。