コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

解答選手権解図⑤ネタバレ注意!

解答選手権解図⑤ネタバレ注意!


解答選手権解図⑧
はまった~。
飛を56に引かれてから36中合は17歩、27玉に36角成があるから先に中合が必要。
34は歩か桂か。
48桂の配置から見えている収束は歩合。
歩合は26飛。桂合なら17飛で早い。
うーん詰んだ。
もっと複雑な合駒問題かと思ったら、拍子抜け。

柿木で作意を確認。
ガ〰ん。
34の中合と同じ意味の事は35でも出来ていた。
そらそうだわな。
34が作意ならわざわざ解答選手権に採用する作品でない。
これを誤解答した人は不注意としか言いようがない。
解答選手権に出た人は、時間切迫の恐怖感からのウッカリなのだろう。
解答選手権が最も適した発表先だったと言える作品である。

★だけど僕は常々思っている事がある。
変別は作品の欠陥である。
マイナス評価にこそならないが、作者としてはないように創りたい。
なら、その変別にはまって誤解する解答者がいても嬉しくない。
誤解答狙いは詰んだと思わせて、実は詰まないのが理想。
受けの妙手なら完全に長くならないといけない。

☆この作品のアイディアは買える。
僕がこの作品の作者だとはまる人がいても自慢には感じない。
ただ誤解答者をアホだ~と笑えるだけである(笑)。