コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

スマホ詰パラNo. 6540

スマホ詰パラNo.6540みつかづ作を解いた。
僕は妙味に欠ける逆算と思ったら、作者のツイートによると正算らしい。
初めから置いてある駒を捌いているから、妙味に欠けると思った分けだが、収束はしまっているから正算なら改めて収束から逆算する方法もありと思い逆算してみた。
それがこの図①

持駒 金香
玉方 13玉、14金、34馬
詰方 22歩、23桂、42馬、43龍以上11手詰。

因みにみつかづ作がこれ。
持駒 なし
玉方 14金、21香、22玉、34馬
詰方 11と、23桂、33歩、42馬、43龍以上13手詰。

これどう違うのか?
ほとんど同じである。
強いて言えば5手目13香は12飛合で逃れているのが取り柄である。
僕ならこうするだろうが、逆算の手段としてはほぼ同じものしか出来ない。
つまり逆算不能の素材のようである。
だが、アレンジは可能である。
それが次の図②

持駒 香香香
玉方 16と、24銀、33玉、52馬
詰方 13桂、15龍、22歩、23桂、45飛、53馬以上21手詰。

全くの別の作品である。