コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰将棋と実戦

今、詰将棋をやっている人で実戦の終盤を強くするために詰将棋を初めた人は多いだろうと思う。
アマ初段を目指すなら詰将棋をやれば簡単に初段になれると約束しよう。
アマ初段から二段三段と目指すなら詰将棋だけやっていては無理だろう。
三段を目指すなら、明らかな無理攻めは簡単にどがめる受けの力を磨いた方が簡単に三段になれる。
三段から四段を目指すなら、詰将棋を解くのは有効だと思う。
難しい作品を読み切るくらいでないと四段にはなれないとも言える。
詰将棋は棋力向上に役に立つ事は間違いないと言える。
詰将棋ばっかりやっていると、早く終盤に行きたくなり弱くなったりする事もあるが、それは偏った勉強をしてるからで、序盤・中盤も平均して勉強していれば詰将棋は有益にしかならない。
ただし、これは解く事であり、創作は実戦には無益である。
無益と言うのは嘘で本当は有害なのだが(笑)。

ここまでは今回の記事の前置きである。
詰将棋は実戦の役に立つはずである。
では実戦は詰将棋に役に立つだろうか?
とふと思ったので書いているのである。
はっきり言って指し将棋は丸っきり弱くても良い詰将棋は出来るのである。
むしろ実戦の力は害になるとも言えなくない。
抜群の発想力があれば指し将棋の力は全く不用と断言したい。
たが詰将棋は発想力だけではないはずだ。
紛れも重要な要素になる。
実戦の力は紛れを作るのに、詰将棋には有益かなと僕は考えている。
だから、今は実戦も強くなりたいと思っている。
………と言うのは真っ赤な嘘である(笑)。
20代30代の頃は実戦は鍛えたつもりである。
ので今更やるつもりはない。
今の実力は序盤さえ勉強すれば四段くらいだと思う。
これは詰将棋作家の中で優れた方だとは思う。
ただし、特別に秀でてはいない。
実戦が強い詰将棋作家の中では平凡な実力かなと言ったところである。
そこで結論である。
実戦の力は詰将棋創作に有益である。
そして、その力は僕程度あれば充分なのである(笑)。