コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

「番上のフロンティア」

詰パラ8月号の大学院の選題の言葉に「盤上のフロンティア」は必読だと書いてある。
僕は必読と言われれば買いたくなくなるが、本屋にあったので買ってしまったのである。
本屋で買うと送料がいらない。その誘惑に負けたのである。

☆「盤上のファンタジア」は至高の作品集である。
「盤上のフロンティア」は嗜好の作品集だと言えよう。
こう言うのを創りたかった作品を集めた作品集で、どう考えて創ったかこと細かく書かれている。
これではある程度作図経験がないと理解出来ない気もするかが、逆に全く作図経験がない人が、自分も詰将棋を創ってみたくなる本になるかも知れない。

★大学院担当者は「盤上のフロンティア」に書かれている印象深い言葉が書かれている。
これは僕には当たり前の事でしかないが、僕の持論は詰将棋は自分の好きなように創るものだと言うのがある。
若島さんが同じ事を言っていて嬉しい限りである。

☆若島さんはその人が自由に創ったのだから作品を批判するような態度を取らないとある。
僕は真逆である。
僕は常に批判をする。詰将棋は好きに創るものだと思っているからである。
批判すれば、好きに創った点では反論があるはずである。それが聞きたいからである。
反論が出来ない場合はどう?
それ好きに創ってないからだよ。
詰将棋は好きに創ってない人が意外に多いのである。
若島さんはいい加減に創るのも自由だと言いたいだろうか?
僕はどうせ創るなら好きに創れで、根本的考えは真逆かも知れない。
ただ一つ言いたい事は、若島さんが言うには詰将棋は自由。
これを若島さんが言う事で、この考えが詰将棋界に浸透する事を期待したいのである。