チョーナンセンス作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

谷川浩司作2手省略課題解答

谷川浩司作「月下推敲」第23番の最後の2手省略課題解答発表である。

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基本図は持駒 金金香
玉方 21玉、33角。
詰方 11銀、34歩。
である。
11銀は角にしたらどうかと浮かぶがこれは余詰筋が強く不可と考えてもらう。

★谷川作から最後の2手をなくすには51と52に玉方駒か詰方の利きになる。
基本的には51香52歩で遠打と24歩合対策と収束は成立している。
問題は31と32玉と23金合と24桂合をどう詰むようにするか。
それを詰むようにすると初手22金が大概詰んでしまう。
それがこの課題の難しいところである。
簡単なら谷川さんは2手省いた作品にしているはずである。

☆僕が最初に用意した解答は基本図より追加玉方 51香、52歩、62歩。詰方 45歩であった。
これで成立しているが重大な欠陥がある。
15手目31玉に早い順がない事である。
作意で詰ませば良いので単なる非限定なのだが、31玉は22角は42角とか更なる非限定を生んでいるのはマズイ。
でも解消は簡単である。玉方 52歩を詰方 64桂にすれば良いかと思う。

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★で、最終的に用意した解答がこれ。
僕の作品なら追加駒は玉方 51歩、55と。詰方 45歩、63銀にするだろう。
僕は全駒数最少より、詰方戦力最少を優先するからである。
それはこの課題には関係ない事である。

☆解答者は2名。
tsukuiさん解答。追加駒玉方 51歩。詰方 61銀、65銀。
31玉の変化は23金合に22金から精算と同じである。
以下33角、24玉、24金、32玉に持駒香(初手22金はその形になる)は詰まず金は詰む手順は22角成、42玉、32馬である。
これは僕と同じである。
違うのは2手目32玉に33歩成~24角以下を65銀で間に合わせている。
24桂合は22金から精算して33角で42玉は42金、23玉に24角成があり香打ち24合の交換があると初めから詰むので24桂合はさほど注意をする必要はなかったようである。

★URINNTYANNさん解答。
追加駒玉方 35歩、43歩、51歩。
詰方 56歩、61銀、74香。
31玉変化は22角成、42玉と進んで33歩成、53玉、31馬以下である。
この方は創作初心者だと思われるが、創作初心者でよく浮かんだと感心する。
創作経験を積めば22角成、42玉、32馬も容易に浮かぶようになるだろう。

☆景品であるがtsukuiさんは前課題解答分と一緒に送ってある。景品と言うより落書きがあるような本で本棚のゴミなのでお礼は無用である。
URINNTYANNさんは住所・名前の郵送に必要なデータをコメントしてもらえたらお送りしたい。
ゴミでも欲しいならの話だが、発送は気が向いたらになるので、いつになるか分からないのである(笑)。