コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

面白い詰将棋の創り方

★最近、面白い詰将棋を見付けたのである。
それが写真の図。

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「冴えない詰将棋の創り方」と言うブログに載っていた作品である。
尻飛から馬寄を2回繰り返す作品を見て、もっと繰り返してみたいとなり創ったようである。
持駒金4枚を加えて繰り返すのは余詰が強く無理。
そこで浮かんだのが4桂配置と銀の配置のよう。
これなら2段目に守備駒を一杯利かせば成立する。
発想力に感心する図である。
でもこれいくらなんでも守備駒多過ぎじゃん。
守備駒の効率を良くしたら、見た目も手順も美しくなるのに。
まずは最後飛捨てにする必要はない。
どうせ見えている手なので金で十分。
桂2枚と馬の3枚利きの形は打ち込む手を防ぐのはある程度の守備駒は必要。
これを効率良く守れば結構良い感じの図になるはずである。

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☆こんな感じでどう。
このブログの人は詰将棋創作は初心者のようだが、発想力は豊かだと思う。
足りないのは技術だが、これは経験なんで中々面白い作品を創るようになるだろうと思って期待しているのである。