コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

Twitter創作課題

★昨日は10月号に関する記事を書く予定でいたのだが、Twitterで面白い創作課題を見てそれにはまって書けなかったのである。
そのツイートは僕のTwitterは通信異状的なもので自由に見れないので出元を明記出来なく申し訳ないが、柳原夕士さんからたどって行けば見れると思う。

☆手順創作課題
①21香成、同玉、22香迄3手詰。
②21香成、同玉、23香迄3手詰。

②の方が易しいが対比としてあるだけで、創作初心者用問題で詰将棋作家には実質①だけである。
勿論、条件として21香を取るのはダメである。
最終手の香は最初から持駒である事。

それ以外にも条件を加えたい。
双玉不可。理由は簡単だから。
それから最終手余詰不可。詰将棋は基本最終手余詰は認めている。僕は質の違う手は不可と言う考えだが、理由はそのためではない。
手順指定が問題なんだから、最終手も22香以外で詰んでは問題として成立しないからである。

★この順にするためには論理的にある事が分かる。
11玉か21玉の形から21香成、同玉、22香では元の位置に戻られてしまう。
なら12玉23香34角か32玉23香14角のような形しかあり得ない。
12玉型は双玉なら11飛・41先手玉で双玉にすれば後2枚加えるだけで簡単である。
双玉不可として12玉型が可能かどうか。僕は不可能と思っている。
なので単玉なら32玉に詰方23香・14角(馬)の形だけとなる。

☆ここまでは論理的思考で直ぐ分かる事である。
難しいのは21香成が詰んで22香成を詰まなくする事である。
方法はいくつかある。
最少駒数はいくつか。
そこで解答募集としたい。
結論として最少駒数は盤面8枚である。
7枚は不可能と結論した。

★解答募集=初手だけ成立させるなら(最終手余詰)僕は盤面7枚を2つ見付けた。なので後一つ見付けて欲しい。それで3図解答。
それから完全成立の盤面最少駒数8枚は3つ見付けた。
2つは前2図に1枚追加する図なので実質1図。
なので2図解答。
このいずれかの解答者全員に詰棋本を進呈したい。
両方なら2冊である。
それとは別に前記解答者を含めて3名に詰棋本を進呈とする。
つまり解答者が多ければ、解答図の多い順3名と考えてもらえば良い。
でも、ここはどうせ解答者は一人もいないと高を括りひとつの図でも解答するところなのである(笑)。
解答はコメントかメールで。Twitterは見れないからダメである。

【追記】1図は1原理です。同じ原理は配置が違うだけは同じとします。
それから8枚以下でなくても解答とします。
10枚くらいで原理図面を沢山考えるのが面白い問題だと思います。