チョーナンセンス作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

詰パラ2018・5月号の結果稿

詰パラ2018・5月号の結果稿を読んで思った事を書いてみたい。

☆小学校⑦久保紀貴作。
僕は詰将棋が駒余りにならないようにしているルールは論理的ではないと思っている。
これは美的感覚から出来たルールでしかない。
そして、これがあるから詰将棋は面白く絶対に必要ルールだと思っている。
同手数の場合、駒余りは変化になるのは詰将棋を美しくするためで、作家は利用するべき事だが、駒余りだから手順が限定出来る創り方はルールの主旨に反すると思っている。
久保作は4手目の飛合は何を合駒しようと94飛で詰む。
87飛は駒余りを防止するためでしかない。
美的感覚のルールで作られたルールをこんな風に使ってはいけない。
ただし、この作品は5手詰で飛の中合2回を創ったものである。
5手詰飛中合2回で詰将棋らしくするのは無理。
そして、駒余りルールを使わなければ、成立させる事さえ不可能だと思われる。
詰将棋らしい作品にする事は度外視したものであり、言うなれば創作パズルである。
その創作パズルはそれはそれで面白いので、創作パズルの答としては良く出来ていると評価はしているのである。

小学校では⑩外谷健司作が中々面白い。
終3手目歩打ちで俗手になるのが超短編では得点としては不利かなってところである。

★中学校⑧水谷 創作。
水谷さんの名前の創だけど、作者を意味する作を付けると創作になってしまう。
紛らわしい名前なので、この人は詰将棋には向かないのである(笑)。
作品の方だが、初手24桂が指し難いようだが、僕は第一感だったけどな~。
24同金に金を打って桂を取るのが見えるからね。
16桂の配置がキズでダサいなと思ったのである。
水谷氏にしては駄作と思ったのだが意外に評価は良かった。

ついでだが中学校⑨鈴川優希作も鈴川氏にしては駄作である。
理由は最後64同とと同玉では必要とする駒が違うからである。
他の作家ならこれでも良いが、鈴川氏がこんな下手な創り方をしては駄作なのである。
これは鈴川氏ならもっと良い作品を創ると、褒めている事になるのである(笑)。

☆次に高校。
最近、太刀岡氏が好調である。
好調の要因は創作技術の向上が見られる事である。
以前はその作意を成立させる構図の創り方が下手であった。
分り易く言うと、紛れを殺し変化も殺していた。
それが紛れも残し変化も生かせる構図の取り方が出来るようになって来たようだ。
更なる活躍を期待したい。