チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

2018・3月号(結果稿)同人室⑦

【2018・~月号(結果稿)同人室⑦】

★今回の同人室の課題は限定打2回であった。
ただ限定打を2回入れるだけでなく、課題創作なら課題を生かすにはどうするか考えたいものである。
この課題なら遠打+遠打、遠打+近打、近打+近打と組み合わせる事が考えられる。
山田作、金子作、利波作がそれに当たる。
同人室は課題をどう生かすかの工夫のある作品が多くあれば 面白くなると思う。

☆僕の作品であるが、まず遠打を入れようと考えた。
その遠打に条件を付ける事にした。
それは最遠打で玉方はその地点にしか利きがない事で、利いていても取らないなら利いている意味がない。つまり取らせ遠打である事。
そして、遠打の駒は香に決めた。
大駒だと可成地点に打つなら中合対策がいらないので面白くないからである。
その遠打する理屈と中合対策を極力少ない駒で作ろうと考えた。作品が少ない駒と言うのではなく原理部分を少ない駒での意味。
それを頭の中で考えていたら、32玉で11飛、15桂、44銀で一応原理は成立する。
これはそれほど時間もかからず出来たのだがここからはかなり試行錯誤をしたのである。

★39香を取らせる意味をどうするかだが、一番意味が簡単なのは75馬の形。
75馬が39馬にしてどうするかは、12飛成しかない。
ここからまずはもう1回限定打を出すのではなく理想の収束はないか考えた。
それで出来てしまうと課題作の素材がパーになるが、それはそれで結構な事である。
幸か不幸か思うような手順にはならず、限定打に出来そうな理屈を見付けたのである。
玉が6筋に逃げた変化に飛を回るには、24は44銀が邪魔で66は39馬が利いていると言う理由。
39馬は初手の遠打と同じ駒を使っているので、2回限定打の課題に合格だろうと思った。

☆25飛は限定打としての面白さはないが、最低限度の水準は保っていると思うのであった。
最低限度の水準は保っている作を点数にしたら2.5であろう。
そして、この作品はキッチリ2.50であったのである。

★順位は投稿する時は、真ん中より上に行くとは思っていたが、同人室が面白くなるには2.50で最下位になるのが理想だと思っている。
そんな事になる分けないが、まさか2位とはね。
まあ、2位良かったけどね。
これで優勝でもしていたら、今頃このブログに何を書いていたか分からないのである(笑)。