チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

短編コンクール順位予想

★2017年度の短編コンクール順位予想をしてみたい。

1位=13三輪勝昭作。
これは自分の作である。自分の作なのに1位予想しているが、これにはちゃんとした理由がある。
それは自作に甘いからなのである(笑)。

2位=33 19枚目の歩作。
この作品は3連複圏外かも知れないが、僕は結構解くのに苦労したので2位にしたのである。
結構見えている手順なのだが、初手34香から読んだりしてややこしく考えてしまった。

3位=48中村宣幹作。
これは良いよね。
僕としては詰上り73金が不要になるのが気にいらないのだけど、ケチをつけるとしたらこれくらい。
馬券を確実に当てるなら13-48ワイド1点買いがお勧めである。

4位=50野曽原直之作。
地味な手順で新味もあるとは思えないのだが、この作品異様に解き難いし、味のある手順と思う。

5位=24室門健一作。
この作品の難易度はどれくらいだろうか。
僕は42歩・44歩は何のためにあるのだろうと考えたら収束の手順が見えた。
そこから逆算して解いたのでスラスラと解けてしまった。
詰キストは手筋物は早く解けるし評価も厳しい。
この作品、詰キストは早く解くと思う。手順の素晴らしさの割に低い評価になると思うが、それでも上位に来ると思う。

6位=40中村雅哉作。
この作品の手順はありふれたもので僕は全く評価していない。
それなのに6位予想なのは誤解者が相当出そうだからである。
僕は見た瞬間15角、同龍、26銀の収束だと予想した。大半の詰キストがそうだと思う。
この作品の作意はわざわざこの作者が創るとは思えないものなので、最初から誤解を狙って創られたものであろう。
なので作者はAを付けてもらうより誤解してくれた方が嬉しいと思う。
その誤解者数は僕は30名強を予想しているのである。

7位=5渡辺太郎作。
収束が見えている割には解くのに時間がかかってしまった。
初手が巧く入ったのと2手目と4手目の変化が良いからである。
ただ51香が56に利いているのが不満だな。
47に利いていれば56角は詰まないはず。
まあ、その良い配置がないんだけど。
でも僕なら変な配置になっても56に玉方利きはない図にしてるな。
僕は変な配置になっても内容が少しでも良い方が良いと考えるけど、大半の作家はちょっと内容が良いくらいなら配置が綺麗な方を選ぶであろう。
この図でも予想7位だが、もっと上に外れて欲しい作品である。

8位=49北岡正一作。
僕は一目で解けた。氏の作品は筋が良いので詰キストは解き易いと思う。
いつも上位に来て欲しい作品を創る作家である。

9位=37石川英樹作。
巧く創ってあるがこの11手詰が完成図なのかは疑問。
初手はこの一手。詰将棋でなければ25飛成は有力だけど、筋じゃないので読まない手。
素材として何か出来そうな感がある図だと思う。

10位=44鈴川優希作。
絶妙捨て駒連発なんだけど詰キストには常識的捨て駒になる。この作者としては無難過ぎて面白くない。

と、一応10位まで予想してみた。
7位までに予想した作品はベスト10に入ると思う。
8~10位に予想した作品はシード圏内には入ると思う。
11位以下はせめてシード権まで予想したかったのだが、確実にシード圏内と思う作品がなく、又確実にシード圏外と思う作品も少ない。
例えば29馬屋原剛作などはベスト10に入る可能性もあるが、シード権を逃す可能性もある。
まあ、馬屋原作はベスト10に入る可能性大と思うが、ピンポイントでは予想出来ない。
短編コンクールの順位予想は中位ほどピンポイントの予想は難しいのだが、今年は特に難しいと思う。