コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ2017・11月号(結果稿)中学校⑩

詰パラ2017・11月号(結果稿)中学校⑩】

★55に飛を呼んで54馬の感触が素晴らしい。
流石である。
その短評もあるし、そう感じる作品のはずである。
なのに評価がパッとしないのは何故だ。

☆一つは原田清実氏の短評にある、捨て駒が全部ヒモ付きなのがある。
それより僕は前後半の分離感があるからだと思う。
手順構成として飛を55に持って行く理由が、45銀、25玉の時に43馬の34への利きをなくすためなので、一体化した手順である。
分離感を感じでしまうのは、1筋の配置などはなくても前半は可能。
64銀は前半に必要だが後半の手順には不要。
このように前半に必要な駒と、後半に必要な駒がハッキリ分かれてしまっている。
これが、パッとしない評価点になった要因だと思う。

★それでもC点は小学校・中学校・高校・短大の全作品の中で一番少ない。
(小学校⑦柳澤 瑛作と同じ1)
それなりに良い感じの作品にはなっていると思う。

ついでに書いておくが、今月号の最多C票獲得作は小学校⑩の僕の作品なのである(笑)。