コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

沢村賞

★このブログは詰将棋専用なのでプロ野球ネタを書いても良いものか。

☆今年の沢村賞は巨人の菅野になったようだ。
菅野が沢村賞なのは絶対だったが、西武の菊地も同時受賞でもおかしくなかった。
菊地は例年の沢村賞よりはるかに素晴らしい成績だったが、今年は菅野と比べたらハッキリ落ちるから、僕が選考委員だったとしても一人受賞に投票しただろう。

★今年の菅野であるが空前絶後の凄い記録がある。
今年の菅野は2点以上取られて勝った試合が一つもないのである。
どんな凄いエースでも何点か取られる事はある。
そら取られたる事もあるが、それでも打線が打ってくれて勝ち投手になる試合は1~2試合はあったりする。
今年の菅野にはそれがない(と言うか毎年ないのだが)。
まあ、エースなら4点も5点も取られて勝つ必要はない。
しかし、2点か3点に押さえた試合は勝つか負けるかは打線の責任である。
で菅野の場合、2点取られたら勝ち投手になってない。
今年の菅野は勝っている試合は全て1点以内に抑えているのである。
つまりどう言う事か。
今年、菅野が勝ち投手になった試合は全て菅野のお陰で勝っているのである。
打線の援護を借りず、自分の力だけで勝つ。
これぞ本当のエースである。

☆今年はたまたまこうなったのか。
実は3年前からそうなのだ。
菅野は2点取られたら勝てないチームでやっているのである。
今年はどうどう変わったか。
今年は自分は2点取られたら負けだと思って投げているから残せた成績なのである。

★菅野は巨人を熱望して入ったのだが、他のチームならもっと楽に、しかも沢山勝てただろう。
入る球団を間違えたなと誰しも思う事だろう。
しかし、それは間違いである。
菅野は2点か3点取られても勝たしてくれるぬくぬくとした球団に入っていたら、ここまで成長はしていないのである(笑)。