チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

詰パラ表紙解説

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☆今月、詰パラ9月号の表紙解説を読んでいて気なった事がある。

★その前に表紙の解説を読んでいていつも気になる事から。
それは同じ短評を多く使う事である。
同じ短評でも二種類あって、一つは同じ意味だが表現方法が違うもの、もう一つは同じ意味で言い方は違うものの表現として同じものの二つ。
現担当者は後者を非常に多く採用するようだ。
僕なら同じ意味の短評は多くは使わないし、使っても前者になるようにする。
ま、これは担当者のスタイルなんで、これが良いと思っている読者もいるだろう。

☆で、今月気になった事は余り気にする事でないと思っていたが、某ブログで気にしていたので書いてみたくなったのである。

★最後の「これは全く気になりません。」が気になってしまった。
僕は全く気にならないと言われると非常に気になってしまう性格なのである(笑)。
それは冗談てして、何を断言してるんだよとちょっとムッと来るものがある。
担当者は全く気にならないと言う事なんだろう。
分かる事でも「担当子は」と入れてあれば問題なかったのである。

☆それとは別にこの収束変同は気になるものか、ならないかについて書いてみたい。
これからがこの記事の主題であり、ここ迄は単なる揚げ足取りなのである。

★この収束パターンは終4手目は変同だが、結局は同じ手になり単なる順番が違うだけと言える。
だから気にしないのもありだし、短編で終4手目の変同はダメと考えるのもありかと思う。

☆この作品の良いところは、何の作為的配置がないのに凧金が現れる意外性にある。
凧金をして収束をまとめた手順の作品を創るのは難しくはない。
やってみた。それが写真の図である。

★意外性は落ちるがこの図もありかなとは思う。
ただ決定的に落ちるところがある。
それは金の動きが連続でない事である。
12金、同玉と22角成~44馬の手順はない方が良い。
12金の手を省くには12とを置くしかなさそう。
22角成~44馬(これは絶対に省きたい手)の防止は44に玉方利きが必要。
これで変化を詰ますのはかなり難問である。

☆結論として表紙作は海老原氏らしさがあり、収束は全く気にならない。
ただ自分の作品ならこの図は捨てちゃうだろうな。
これに限らず、色んな事の感性の違いが詰将棋作家の作風になって行くのである。