チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

創作パズル(6月26日出題)解答

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☆6月26日に出題した創作パズルの解答である。

持駒 金歩歩歩
玉方 23玉、25歩
詰方 34飛、35香以上。

これは夕刊フジの角 建逸氏の作品。
詰手順は14金、12玉、32飛不成、22桂合、③13歩、11玉、22飛成、同玉、②23歩、11玉、12歩成、同玉、24桂、11玉、①12歩、21玉、32香成迄17手詰。

★創作パズルとしての出題問題としては①より持駒 の歩を減らし22歩成、同玉、32香成、11玉、12桂成の手順にせよ。
出題の意図は、自ら打った14金や23歩が詰上がりに不要になるのは詰将棋として醜いからである。

☆さて、これを実現するには収束をどう付けるかがあるが、それは何とでもなる。
それより重大なネックがあるのである。
②の23歩の時、12歩成、同玉、24桂とすると11玉は12歩で詰み。
21玉(22玉)なら32香成で詰む。
これは作意と同じ形になるため、以下12桂成で詰ます場合この余詰は消す事は出来ないのである。

★一見この余詰は修正不可能であるが、それが頭を使うと出来るのである。
24桂を取れる形にして、その時に23歩がないと詰まなくすれば良いのである。
玉方 25と、詰方 54龍で24同とには22歩成、24龍で詰ます感じである。
この形はさらに詰方 26桂と置く事により、12桂成、同玉、13金、同玉、14龍迄と収束問題も解決する。

☆さてこの形③からしか成立しそうにないが、そこからの最大のネックは23歩で23金、同玉、14龍、22玉、12歩成の余詰である。
この順は14に詰方の利きがあっては消す事が不可能である。
でも考えれば出来るのである。
14の利きは作意では利き、余詰では利かなくすれば良いのである。
そんな事が出来るのか。
作意は32香成がある。
つまり32香成とすると14に利き、しないと利かないようにするには。
ここまで書けば答は分かるはずである。

★ここまで来たら32飛不成、22桂合も成立させよう。
これのネックは32飛成、11玉に31龍や41龍の余詰である。
31に何か利かせば消えるが、作意の32飛不成に11玉をどう詰ますかが問題である。
これの解決は54龍を利用するのが得策。
31龍の余詰は54龍があるからであり、玉方42角みたいな配置で、32飛不成、11玉は51龍、同角の変化にするのである。

☆写真の図は初手14金から成立させたもの。
余詰順が強く、非効率な配置や自陣と金があるが、一応の解答図である。
実際の創作だと配置を考慮して、無理して入れた手をもっと自然に入る手はないかとか考えるものである。
この図を見て、もっとこうしたらと考えてみてはいかがか。