チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

全国大会ミニ解答選手権

★全国大会で行われたミニ解答選手権は藤井四段の優勝となった。……ようだ。
問題であるが、どうも藤井四段が優勝するように作成された感がある。
3・5手詰のみ(意表を付くための1手詰はあったが)とは言え、30問題を15分で全題解答するのは普通の人では無理である。
藤井四段とて時間的にはそれほど余裕がある分けではないはず。
主催者の狙いは藤井四段に1題誤解させる事にあったと言えよう。
この狙いは成功した。

☆図面は朝日新聞に載っている。
まともな作品で誤解させるのは不可能に近い。
実は、詰キストからするとイカサマ問題であった。
どうイカサマか。このブログは詰キストしか読んでないと思うし、詰キストなら分かっている事なので、いまさら書く事ではないが書く事にしよう。

★歩以外の駒を全部配置すれば、玉方の持駒は歩しかない。
その状態で飛不成が作意になる特殊な形がある。
その特殊な形では、原理を知っていたら藤井四段だけでなく、万人が見た瞬間に偽作意が見えてしまう。
その特殊な形にして、玉方持駒は歩のみと思い込ませたイカサマ作品なのである。
勿論、これは作者をけなしているのではない。
よくぞ考えたと褒めているのである。
このイカサマは香が3枚しか配置されてない事がバレた時点で終了である。
そのためには時間的に余裕があってはダメで、その辺は周到に練られていたようだ。

☆このイカサマは、盤面の駒を数えられたら終わりなのだが、実は盤面の駒を確認しなくても、インチキがある事のデータは与えられている。
もし、玉方持駒が歩だけなら58角を空き王手したら合駒がないので1手詰なのである。
仮に玉方持駒歩のみと思っても、インチキである事が分かるようにしているので、フェアプレイだったのである。

★僕は実は問題作成に10作協力して8作採用されている。
しかし、僕は編集には携わってないのである。
採用されなかったのは、初心者向き1作と不詰用1作であった。
初心者向きは他のこれより良い作品が使われた。
不詰用とは6作の内、不詰問題もある事を知らせ、それは不詰と解答して正解になるもの。
実際の不詰問題となったのは、一目でこれが不詰と分かるものなので、良心的な問題であった。

☆僕は出題問題がどのように編集されたか知らなかったが、出題問題を確認して、この問題編集ではダメだと思う事がある。
それは空き王手型と持駒制限型が多過ぎる事である。
この手の問題は普通の人は余り多いと食傷して解く気がなくなってしまう。
3割を越えるのは良くない。
空き王手型10作以内。
持駒制限型は3作以内にするべきである。

★とは言っても、正攻法で良い作品で解くのが難しい問題作成はほとんど無理である。
そんなものが出来たら、詰パラに投稿するためにとっておく。
それでもこの問題は差し換えた方が良いなと思う問題は少なく共5作はある。
時間を使わせるだけの品質が悪い作品が5作もあっては食傷である。
一つだけどの作品か書いてみよう。
第18番である。
……ん?あーっ、これは僕の作品だったー(笑)。