チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

実戦に役立つ詰将棋の勉強法

☆前回の記事で詰将棋は実戦実力向上になると書いたが、勉強法を誤ると効果は余りなくなってしまう。
余りと書いたが、逆効果になる事さえある。
今回は詰将棋をやっていて、実戦には効果が期待出来ない勉強法に書いてみたい。
前回記事で次はデパート(結果稿)の作品に触れる予定を書いたが、僕はひねくれ者なので、やると言っている事をやるとは限らないのである(笑)。

詰将棋創作は実戦に害があると思っている人もいるが、確かに副作用は強烈である。
詰将棋創作で実戦に良くないのは、のめり込んでしまうからである。
詰将棋は一旦のめり込んでしまうと止められなくなってしまう。
詰キストと言う言葉があるが、これは詰将棋にのめり込んで止められなくなった人を言う言葉なのである。
そして、不幸な事にそれらの人は全く後悔していないのである。
そうならないための対処方は気持ちの持ちようだが、詰キストには絶対ならないようにしようと思っていても、詰将棋には魔力があるので気持ちの強さだけに頼るのは危険である。

☆そこで、詰キストにならないための対処方である。
時間制限を設けるのが良い。
創作は1日1時間以内なら問題ない。
小中学生がテレビゲームに夢中になっても1時間以内なら勉強に悪い影響はないそうだ。
詰将棋創作は1日2時間以内を目安にすると良いと思う。
1作2時間ではない。2時間で完成しなければ後日にするのである。
これで詰将棋創作は楽しく実戦も強くなる。

★解図で実戦実力向上にならない勉強法である。
短編に限っての事だが、解けるまで考える。
これは実力向上にはならない。
まず、中々解けず、解けるまで考えて解いたとしよう。
この作品を忘れた頃に又解いて欲しい。
かなりの確率で又、解けないはずである。
勉強になってないからである。
まず、解く時に形を見て自分で制限時間を設ける。
実戦は最近は切れ負けがほとんどなので、それにも
即している。
充分考えたけど解けずに答えを見るのは悔しいはずである。
この悔しさで人は勉強するのである。
ただし、全く考えもせず答えを見る僕のような人は勉強にならないのである(笑)。
……これは、冗談を書きたくて書いたので、実は初心者には全く考えず答えを見るのは超有効な勉強法である。
その場合、必ず盤に詰みまで並べる事。全ての変化を盤に並べて詰みを確認する事。
こうする事により沢山の詰型と手筋が覚わる。
初心者の段階で詰将棋を1日30分~1時間勉強するとして、この方法は解けるまで考えるより少なく共、3倍は効果がある。

☆将棋は勝つにはな序盤の勉強が効果的である。
そして、一番重要なのは中盤である。
これは将棋ソフトを使って勉強するのが効果的。
しかし、終盤は将棋ソフトでは出来ない。
出来なくはないが、将棋は終盤勝ち方が一通りしかない時はまれにしかない。
勉強になる題材探しに苦労する。
詰将棋は全て題材になっているのである。
……と言うのは嘘で、マニアの創る詰将棋は楽しさを主張した作品が多いと言うのはある。
でも、詰パラ1冊あれば充分勉強になるはずである。

詰将棋を勉強すれば終盤は強くなるのは間違いないと断言しても良い。
しかし、弊害はある。
詰将棋を勉強し過ぎるとプロ棋士(トップと一部棋士は除く)の終盤が弱く見えてしまう事である(笑)。