チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

詰パラ2017・6月号結果稿から

詰パラ2017・6月号結果稿の大学若島 正作であるが、内の柿木は変な手順を答えて来る。
変別だろうと思い自分で解いた。
解いたと言っても玉方の最善の受けを柿木で探しただけなので解いたとは言えないのではあるが。

☆36龍と捨てて72に合駒する飛を回収するのは直ぐ分かったが、狙いは分からなかった。
そうか、普通に行けば72龍と出来るが、龍を飛にするのが狙いか。
一旦龍に成ったら飛に戻せない。
そのマジックは面白い。
僕は詰将棋としては今一に感じたけど、それより32龍の必然性がないが弱点と解説にある。
実際に解かない僕のような人だと、狙いが分からないかも知れないので弱点には違いない。
でも、僕は完璧主義者じゃないんでそんなに気にならないな。
仮に32龍以外の場所にして、作意に無関係な余詰があって32龍になっていても、それは32龍の必然性があるとは言えない。
作意に関係ある必然性がなくてはと思う。
その意味で言ってるのかも知れないが、それだと実際どうするんだろう。

★僕はそれより72龍合だろうと72飛合だろうと同じ手順で詰むのが気に入らないな。
変別として気になるのではなく、構想の性質としてである。
玉方は小細工をして72龍を飛にするのに成功した。
しかし、詰方は飛になったのを利用した詰みするにして欲しかった。
つまり、龍合では詰まない手順にしてこそ構想の妙だと思うのである。
これでは構想をやりましただけの作品で、構想が面白い作品になってないと思うのである。