コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ2017・6月号(結果稿)創棋会作品展

詰パラ2017・6月号(結果稿)創棋会作品展】

★この作品は入選回数稼ぎである。
とこれは発表月に書いたが、ネット発表と勘違いして投稿したもの。
ネット発表にはちょうど良いと思っているのでお許しを。

☆作品の課題は「29桂が跳ねる17手詰」で桂を最後迄跳ねるとギリギリの手数だと直感した。
実際手数を数えたら29桂を跳ねるのは2手余る。
で、よく考えたら29桂は自ら打っても良いのか。
それなら手数ピッタリになる。
どちらで創ろうか迷ったが、課題は別に作品と考えれば29桂を打って跳ねないと意味ない。
ならば、発表は課題の17手詰で、明らかに29桂から初められる図にして置けば19手詰が完成図と分かるだろうと考えた。
17手詰の課題で19手詰を発表するのである。
これを解説子は巧く言っている。
「確信犯」だと。
おまけにこのブログの宣伝までしてくれてありがたい限りである。

★この確信犯は作品としてはこれで良いのだが、課題消化としては失敗なのに発表後に気が付いた。
創作時は29桂打から初めて17手詰にするのは、最後桂成を同玉と取る手を限定させるのが難しいと思ったのである。
でも簡単に出来た。
詰方 39香と31銀を置き、最後21桂成、同玉となるよう(41・42に玉方壁駒を置く)にすれば良かったのである。
こんな簡単な事に気が付かないとはなんたるボーンヘッド

☆その図は暇な人は考えてみて欲しい。
最少駒数を条件とするなら42が歩か香はどちらかで、他の配置はほぼ1通りしかないと思う。