コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

解答選手権第1ラウンド④を解く

★解答選手権第1ラウンドの④を解いてみた。
勿論、嫌々である(笑)。

④角 建逸作。
初手42飛か23銀、同玉、35桂、同馬、43飛か?
角さんは力任せはないだろうから後者だろう。
43飛としてみると32銀、同玉、42飛打があるから銀合のよう。
それから21飛で金合は同飛成、同玉、31角。
桂とか香は受けになってないので銀合。
32銀、同玉でどちらの飛を成るか。
21の飛を成って32角で13玉に11飛成に合駒。
桂や香は22龍だから、金か銀。
どっちでも33飛成に同銀、12龍、同玉になるから金合はないので又銀合。
以下23銀、13玉、14銀成、12玉、23成銀……あれ余るじゃんかヨー。
あっ、14銀成に22玉から抜けられるのか。
ん?これでは詰んでないのか。
しばらく考えたら22銀打、同銀、14銀成で取った歩を叩けば良いのに気付く。
こんな巧くまとまっているとは。
まあ、角さんならこれくらいのまとめ方になってないと出品しないだろう。
流石、一流作家の角さんなのである。
勿論、これはお世話である(笑)。

④を解いてくれないと困ると言うのも納得の好作である。
僕の評価だとこの作品が10問中一番だね。