コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ3月号(結果稿)短編コンクール順位予想回顧録最終回

詰パラ3月号(結果稿)短編コンクール順位予想回顧録最終回】

★43三輪 勝昭作。
僕の予想は5~6位。まあ、予想通りであった。
この作品でしたかった事は42桂を26に2段跳ねさせる原形戻しであった。
しかし、発表図は原形戻しになってない。
龍が消えている。
流石にこの龍はいない方が良いとは考えられないんで、原形戻しよりより良いかも知れないが、僕はやはり原形戻しにしたく、3手目は34銀を打つ手順にしたかった。
しなかった理由は出来なかったからである。
2手目26玉は早詰にして、3手目26歩を詰まなくするのが難しい。それに3手目36銀の余詰筋を詰まなくするのも難しい。
持駒 銀でなく、置駒 龍ならそれが可能で、この方が34龍、同桂、26歩の組み手順は割と味は良い。
原形戻しにこだわるほど高尚な狙いでないので、この手順でもと言うか、むしろこの方が良いかなと思う。

☆実を言うとこの作品を創っている時は焦っていた。
短編コンクールに投稿する配置駒10以内の9手詰はなかったからである。
この作品が完成した時は、思ったより良いものが出来たと喜んだのである。
しかし、在庫をよく見たら配置駒10以内の作品は
あったのである(笑)。
なんたるボーンヘッド
まあ、その作品ではシード権外だったと思うので良かったのであるが。