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詰将棋作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

良いタイミングで起きた事件

★三浦九段が反論文書を提出したようである。
これは当然するべきだと思う。
ただし、形式としてである。
この反論を本気で考えているなら、お互いに良い事は起こらないから止めろと言いたい。

☆たとえ話をしてみたい。
僕は食品を仕入れている問屋会社である。
(有)三〇食品(仮名)から「キフ」と言う食品を仕入れている。
この三〇食品の「キフ」に違反材料使用疑惑が持ち上がった。
「ソフト」と言う材料であるが、これを使用すると美味しくなるが、人体に悪い影響があるので禁止されている。
そこで、疑惑食品を仕入れて売る分けにいかないので、説明を求めた。
当社としては満足の行く説明があれば、取引は続行する予定であったが、満足な説明は得られなかった。逆に益々疑惑が深くなってしまったのである。
どうしたものか?
当然、徹底した調査をするのが望ましい。
結果として、調査をして違反をしてない事を証明するのが理想である。
だが、疑わしいと思っているのにそう巧く行くか。
仮に違反がなくても証明するのは難しいだろう。
逆に違反を証明するのも難しいだろう。
それに、違反は証明出来たとしても、三〇食品も当社も損害にしかならない。
なので、この「ソフト」使用すると分かるよう全品検査をするようにした。
「ソフト」と言う材料は、製品化しては検査が出来なくなるので、製造段階で全品検査するのである。
三〇食品の納品分であるが、疑惑があるので返品とした。
食品は疑惑があるだけでアウトにせざるおえない。
疑惑だけでも当社は損害であったが、調査をしない以上これで終りのはずだったが、幸いと言うか三〇食品には重大な納品ミスがあり、年末まで取引停止の処分とした。
これはほとんど名目で、実質は疑惑に対する処分である。
実際に違反がなくても、わざわざ疑惑を持たれる事をするのは悪なのである。
この処置だと過去のは不問となる。
だが、これで構わないと考えている。
「ソフト」の人体への害は現在ほとんどないからである。
しかし、将来はこうは行かない。
「ソフト」と言う材料は今後さらに開発される。
禁止材料を開発するのはおかしいようだが、実は医療薬剤なのである。
格段に効用が良いものが、既に開発されて副作用がある事まで分かっているのである。
現在は医療関係者しか手に入れる事が出来ないが、将来は誰でも可能になる。
それで、これを使用されて、流通されたらもう対処出来ない。
そう考えると、この処置は今後しなくてはいけない事をする良い機会だった。
三〇食品は無実ならば、気の毒な事をしたが、むしろ三〇食品のためになると思っている。
今後は違反材料を使用しない事は証明されるので、それで尚且、品質の良いを作れば完全に信頼は回復するからだ。
もう一度言うが、今回の三〇食品偽装疑惑は、全品検査を実施する良い機会になった。
これは三〇食品と業界には、良いタイミングで起きた事件と考えているのである。