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詰将棋作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

詰将棋創作技術検定初級編解答

詰将棋創作技術検定初級編解答】
問題は17玉・26香、持駒 飛角で27飛、同香成、26角、同成香、28〇迄の5手詰を創れ。
飛角は焦点捨て駒で、変化は割り切れている事が条件。

【解説】
これは詰将棋を創り慣れている人には非常に簡単な問題である。
まずは26角に対して同玉を1手詰にしなくてはいけない。
それは17玉と戻られない手でなくてはいけない。
16金とか15龍とかは可能性はあるが、詰将棋にはなり難い。
ここは35馬迄が一番有望である。
どこに置くかだが、46に置けば28にも利く。
これで最終手と 2手目の変化も出来る。
で詰方は利きが必須なのは35と28である。
その両方利く駒は38飛しかない。
それでとりあえず必要なところを埋める。
まず16歩。
26同玉で35馬迄にする15香。
35馬迄が駒余りにする必要があるので、35に玉方の駒が必要だが、初手37飛と離す手を防ぐために35香。
ここまで必然的に決まる。
これ簡単に余詰がある。
問題は余詰をどう消すか。
19としかなさそうなのは直ぐ分かる。
相当危ない形だったのが、19と・35香が良く働いて詰まない。

でその図は
持駒 飛角
玉方 15香、16歩、17玉、19と、26香、35香
詰方 38飛、46馬。

が発表図である。
15・16は香香、香歩、歩香いずれも意味は同じでその人の好みの違いだけである。
19は金でも良い。これは好みとは言え余り金にする人はいないところ。
紛れとしては28角~19角の筋は19金の方があるが、これは意味のない紛れなので、19との方が優れている。

【採点】
コメントには解答がないがTwitterで見かけたものについて採点してみたい。

みつかづ氏=15歩・16香の配置。
10点満点である。
満点の設定が低いのは、問題が易しいためである。
15を歩にしているのはみつかづさんらしいと感じる。
おそらく26同玉の時しか働かないので、一番軽い歩にしたのであろう。
これは僕の私見だが、ここの駒は働かないのは作品の構成上やむを得ない。
作者自ら気にしてますよとするのは、わざとらしくて反って不快に感じてしまう。
僕は15香、16歩の配置の方が嫌味はないと思う。
これは私見なので無視してもらえば良い。
発表するとなったらどちらか選択しなくてはいけない。どちらを選択しますかのアンケートをすれば、10人中8~9人が15香、16歩だと予想する。

大崎壮太郎氏=図省略。26玉の変化を詰方14飛・15とで25とで処理。
14飛が詰上りに働かないので、マイナス1000点である。
これは勿論、35馬以外の別の方法を考えたものである。
他に方法はないかと考えるのは良い事である。プラス1001点を差上げたい。差引すると+1点になる。
しかし、大崎さんほどの腕があれば、発表図は簡単に分かるので10点を加算して11点とする。

tsumegaeru氏とnono_y氏=Twitterを読むと発表図に到達していると考えられる。
10点である。
いらないでしょうけど(笑)。
この問題は簡単なので詰将棋作家なら解けたと言うだけで正解になるのである。

鈴川優希(イケメン)氏=凄い笑える図であった。
完全にボケなのでお笑いのセンス抜群であり、よってプラス300点である。
あの図は38飛を置かないとどうなるか考えた図である。
38飛は35と28に利いているだけでない。18にも利いているのである。
26角に対して18玉を処理するのは難しい。
最初から行けなくするとする。すると初手28角の余詰筋がきついのである。
その点38飛だと18には利いているのに28角には18玉と逃げるのである。
38飛を置かない図は、笑える図になると気付いた、鈴川君のボケは素晴らしい。
これでこそ僕の尊敬する、超一流ダジャレ芸人である。300点では少な過ぎるくらいである(笑)。