チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

詰将棋創作技術検定初級編

詰将棋創作技術検定初級編であるが前置きが長くなるがお許しを。

スマホ詰パラNo.8154上谷直希作(スマホでは下谷名義)は成香変換が狙いであるが、この5手詰は前例があると思ったら、5手詰ではないようだ。
この筋は5手で創ろうとしたら誰もが、スマホ詰パラNo.8154の図になるはずである。
同一作検索にかからなかった時点で、5手詰の作品はないと考えても良さそうだ。
類作としては15金、同香を加えた清水孝晏作があるようだ。
この素材は僕は5手詰で創ってこそだと思う。
変な話だが不要な2手を省いた上谷作は新作と扱っても良いと思う。
ただ、この素材は5手で創ろうと思った時点で、誰が創っても上谷作と同じ完成図になる。

★実を言うと僕も5手詰の成香変換の作品を発表した事がある。
前述の上谷作とは違う筋なので、上谷作とは全く関係がない。
上谷作はこの検定問題を出そうと思ったきっかけになっただけである。
僕の発表作は前例があった。
狙い及び手筋には前例があっても不思議ではないと思って投稿したが、その先行作は何でこんな創り方をしたのかなと思う図でガッカリしたのを覚えている。
自分の発表した作に前例があったと知る。
その時に次の2つのパターンの時、作家はどう言う気持ちになるだろう。
①先行作と自分の図を比べて自分の作品が明らかに優れている場合。
②明らかに自分の作品より先行作が優れている場合。
これ①の場合、作家のガッカリ感がハンパじゃない。何でこんな図で発表するんだと腹立たしい気持ちになる。
②の場合は素直に嬉しい。こんなに巧く創れるんだとなる。それが作家と言うものである。
僕の場合、狙いが狙いだけにどっちでも大差ないと思ったのであるが、何故こんな創り方をするんだと思ったのである。
どうせ創るならこうしたいと思わないのかなと言う気持ちであった。

☆でここからが検定問題である。
これから出す条件で、僕の創った図が出来たら合格である。
その条件をクリアしたら必ず僕の発表図になるので、条件をクリアする事だけ考えれば良い問題である。
逆に、僕の発表図以外の方法で出来たら、それは僕より技術があると言えるかも知れない。

☆まず、僕は成香変換5手詰を創ろうと考えた。
どうせ捨てるなら大駒2枚にしたい。
どうせ捨てるなら高い方が気持ち良いからだ。
しかも、どうせ捨てるなら焦点捨て駒にしたいと考えた。
先行作は大駒2枚の捨て駒でなかった。焦点捨て駒でもなかったかも知れない。
先行作はどうせ大した筋でも狙いでもないのだから、このくらいはして欲しかったと言うのが、当時の気持ちであった。今でも同じように考えるのは変わっていない。

★すっかり前置きが長くなってしまった。
では出題である。

①17玉・26香の配置に持駒飛角。
手順は27飛、同香成、26角、同成香、28〇迄の5手詰を創れ。
〇は斜め上に利く駒でないといけないのは明らかであるが、角成の2文字も可とする。
が、ヒントとして角成ではない。飛成は不可能である。
②27飛及び26角は玉で取る事も可能である事。
4手目26同玉は1手詰駒余りの変化になっている事。勿論2手目同玉も1手詰か3手駒余りになっていないといけない。

①②をクリアした作品を創るのが、今回の創作技術検定問題である。
難易度は僕は超簡単と思っているが、入門者には難しいかも知れないので、初級編としておく。